製造オーダグループの作成 (tisfc3250m000)

セッションの目的: 製造オーダをグループ化します。

オーダのグループ化には 3 とおりの方法があります。

  • ワークセンタなどの基準の範囲による方法。オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000) セッションでグループ内のすべての製造オーダを同時に完了としてレポートするといったアクションを実行する必要がある場合は、同様の工順を持つオーダをグループ化すると便利です。
  • 特定の主品目または構成要素品目のオーダによる方法: 主品目チェックボックスまたは資材品目選択チェックボックスをオンにします。
  • 個々のオーダを選択する方法: 特定のオーダをクリックします。特定製造オーダの入力 (tisfc4820s000) セッションが開始し、グループ化する必要がある製造オーダ番号を入力できます。

オーダを選択したら、工具を基準としてサブ選択を行うことができます。たとえば、初期選択で工順 001 を持つすべてのオーダを選択し、次にタイプが 「スクリュードライバ」 のすべての工具を選択します。オーダグループに追加されるオーダはすべて、工順が 001 でスクリュードライバを使用するオーダとなります。

初期選択を行ったら、個々のオーダをグループに含めるかどうかを製造オーダを工程管理グループへ割り当て (tisfc3151s000) セッションで設定できます。このセッションは、現在のセッションでグループ作成をクリックすると自動的に開始します。選択範囲のオーダがすでにオーダグループに含まれている場合は、既にグループ化されたオーダを表示チェックボックスをオンにして製造オーダを工程管理グループへ割り当て (tisfc3151s000) セッションで表示できます。ただし、オーダは 1 つのオーダグループにしか属することができないので、それらのオーダを現在のグループに含めることはできません。まず製造オーダ (tisfc0501m000) セッションで既存のグループからオーダを削除する必要があります。

 

工程管理オーダグループシリーズ
オーダグループ番号の生成に使用されるシリーズ。デフォルトのオーダグループシリーズと番号グループは工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションで定義します。また、デフォルト製造オーダデータ (tisfc0102m000) セッションで、シリーズが属する番号グループのデフォルトデータを定義している必要もあります。
グループ記述
作成するオーダグループの記述を入力します。
タイプ
工程管理オーダグループに含めるオーダのタイプ。以下のいずれかを指定します。
  • 再作業オーダのみ
  • 再作業オーダなし
  • 全オーダ
主品目
このチェックボックスがオンの場合、 主品目の範囲を定義できます。
資材品目選択
このチェックボックスがオンの場合、 資材品目の範囲を定義できます。
工具キット
オーダを選択したら、工具キットを基準としてサブ選択を行うことができます。たとえば、初期選択で工順 001 を持つすべてのオーダを選択し、次にすべての A1 工具キットを選択します。オーダグループに追加されるオーダはすべて、工順が 001 で A1 工具キットを使用するオーダとなります。

このチェックボックスがオンの場合、工具キットの範囲を選択できます。選択したオーダのうち、その工具キットを使用するオーダのみがオーダグループに追加されます。

現行作業の所要工具のみチェックボックスがオフの場合、初期選択に含まれるオーダのみではなく、選択した工具キットを使用するすべてのオーダがオーダグループに追加されます。

工具タイプ
オーダを選択したら、工具を基準としてサブ選択を行うことができます。たとえば、初期選択で工順 001 を持つすべてのオーダを選択し、次に工具 「スクリュードライバ」 を選択します。オーダグループに追加されるオーダはすべて、工順が 001 で 「スクリュードライバ」 を使用するオーダとなります。また、工具タイプで選択することもできます。

このチェックボックスがオンの場合、工具の範囲を選択できます。選択したオーダのうち、その工具を使用するオーダのみがオーダグループに追加されます。

現行作業の所要工具のみチェックボックスがオフの場合、初期選択に含まれるオーダのみではなく、選択した工具を使用するすべてのオーダがオーダグループに追加されます。

現行作業の所要工具のみ
このチェックボックスがオフの場合、初期選択に含まれるオーダのみではなく、選択した工具を使用するすべてのオーダがオーダグループに追加されます。
最大グループサイズ
設定した選択基準によってグループがこのフィールドに入力する数より大きくなると、LN によりエラーメッセージが表示されるので、選択基準を再定義する必要があります。
既にグループ化されたオーダを表示
このチェックボックスがオンの場合、このセッションで選択したオーダで、すでに他のオーダグループに含まれているオーダも製造オーダを工程管理グループへ割り当て (tisfc3151s000) セッションに表示されます。

このチェックボックスがオフの場合、まだグループに割り当てられていないオーダのみが製造オーダを工程管理グループへ割り当て (tisfc3151s000) セッションに表示されます。

 

特定のオーダ
特定製造オーダの入力 (tisfc4820s000) セッションが開始されます。