週別共有ワークセンタ利用率 (tisfc1508m000)

セッションの目的: 特定の週に共用ワークセンタに関して計画されている能力を表示します。

注意

工程計画を変更している場合は、このセッションを使用する前に利用率の構築 (tisfc0201m000) セッションを (ワークセンタの会社で) 実行する必要があります。工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの週利用率の更新方法フィールドで、自動またはマニュアルを選択する必要があります。

共用ワークセンタ関係 (tirou3100m000) セッションで、現在の 2 次ワークセンタに引き当てられる 1 次ワークセンタの能力振分率を定義しました。これによって 2 次ワークセンタの能力が決定します。1 次ワークセンタの能力が週当たり 80 時間で、現在の 2 次ワークセンタの能力振分率が 50% の場合、2 次ワークセンタの能力は 40 時間です。

 

ワークセンタ
計画能力を確認する対象の共用ワークセンタ
製造年
計画されている共用ワークセンタ利用率を表示する年
製造週
計画されている共用ワークセンタ利用率を表示する週番号

週番号 1 は 1 年の最初の週を示し、一週間が月曜日から始まるものとして、その年の少なくとも 4 日分を含んでいます。

ワークセンタ
計画能力を確認する対象の 2 次ワークセンタ
標準人員能力
2 次ワークセンタの標準能力を人時間で表した値

標準能力は、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションの次のフィールドから計算されます。

作業者数 × リソース単位別基本日能力
使用可能人員能力
2 次ワークセンタの使用可能能力を人時間で表した値

使用可能能力は次のように計算されます。

 カレンダーにおける能力 × 作業者数 × 共用能力振分率

これは次のとおりです。

 
 カレンダーにおける能力 = カレンダー時間 × 効率係数 × 能力振分率

  • カレンダー時間 = 終了日 - 開始日 (実際のカレンダーで 1 つのレコードについて)
  • 効率係数 = 作業時間 ÷ 時計時間
  • 共用能力振分率 = 共用 2 次ワークセンタに引き当てられる割合。1 次共用ワークセンタの場合、または共用ワークセンタがない場合は、この割合は 100% になります。
人時間合計
特定期間の 2 次ワークセンタの残余/未決作業時間の合計を人時間で表した値

これは残余時間なので、従業員管理に記帳された消費時間は計上されません。

標準機械能力
2 次ワークセンタの標準能力を機械時間で表した値

標準能力は、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションの次のフィールドから計算されます。

機械数 × リソース単位別基本日能力
使用可能機械能力
2 次ワークセンタの使用可能能力を機械時間で表した値

使用可能能力は次のように計算されます。

 
 カレンダーにおける能力 × 機械数 × 共用能力振分率

ここで、

 
 カレンダーにおける能力 = カレンダー時間 × 効率係数 × 能力振分率

  • カレンダー時間 = 終了日 - 開始日 (実際のカレンダーで 1 つのレコードについて)
  • 効率係数 = 作業時間 ÷ 時計時間
  • 共用能力振分率 = 共用 2 次ワークセンタに引き当てられる割合。1 次共用ワークセンタの場合、または共用ワークセンタがない場合は、この割合は 100% になります。
合計機械時間
特定期間の 2 次ワークセンタの残余/未決作業時間の合計を機械時間で表した値

これは残余時間なので、従業員管理に記帳された消費時間は計上されません。

ワークセンタ
計画能力を確認する対象の 1 次ワークセンタ
標準人員能力
1 次ワークセンタの標準能力を人時間で表した値

標準能力は、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションの次のフィールドから計算されます。

作業者数 × リソース単位別基本日能力
使用可能人員能力
1 次ワークセンタの使用可能能力を人時間で表した値

使用可能能力は次のように計算されます。

 
 カレンダーにおける能力 × 作業者数 × 共用能力振分率

これは次のとおりです。

 
 カレンダーにおける能力 = カレンダー時間 × 効率係数 × 能力振分率

  • カレンダー時間 = 終了日 - 開始日 (実際のカレンダーで 1 つのレコードについて)
  • 効率係数 = 作業時間 ÷ 時計時間
  • 共用能力振分率 = 共用 2 次ワークセンタに引き当てられる割合 (共用 1 次ワークセンタの場合または共用ワークセンタがない場合、この割合は 100%)
人時間合計
特定期間の 1 次ワークセンタの残余/未決作業時間の合計を人時間で表した値

これは残余時間なので、従業員管理に記帳された消費時間は計上されません。

標準機械能力
1 次ワークセンタの標準能力を機械時間で表した値

標準能力は、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションの次のフィールドから計算されます。

機械数 × リソース単位別基本日能力
使用可能機械能力
1 次ワークセンタの使用可能能力を機械時間で表した値

使用可能能力は次のように計算されます。

 カレンダーにおける能力 × 機械数 × 共用能力振分率

これは次のとおりです。

 
 カレンダーにおける能力 = カレンダー時間 × 効率係数 × 能力振分率

  • カレンダー時間 = 終了日 - 開始日 (実際のカレンダーで 1 つのレコードについて)
  • 効率係数 = 作業時間 ÷ 時計時間
  • 共用能力振分率 = 共用 2 次ワークセンタに引き当てられる割合。1 次共用ワークセンタの場合、または共用ワークセンタがない場合は、この割合は 100% になります。
合計機械時間
特定期間の 1 次ワークセンタの残余/未決作業時間の合計を機械時間で表した値

これは残余時間なので、従業員管理に記帳された消費時間は計上されません。

日付
利用率を適用する製造日
機械
共用ワークセンタの会社での計画を確認する対象の機械
製造オーダ
工順
共用ワークセンタでの計画製造オーダの工順
作業
共用ワークセンタで行われる作業のコード
タスク
共用ワークセンタで計画されているタスク
計画数量
共用ワークセンタで製造オーダによって製造される計画数量
人時間
作業の実行に必要な人時間
機械時間
作業の実行に必要な機械時間
物理的位置
作業が行なわれる場所。このフィールドには、作業についてのその他の情報を入力することもできます。
工程管理オーダグループ
製造オーダが属する工程管理オーダグループ

関連トピック

品目
製造オーダによって生産される計画の品目