詳細および例は、優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションを参照してください。
指定可能な値
優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000)セッションの目的: 優先順位により製造オーダ計画を出力します。出力優先順位フィールドで、どのオーダが最も高い優先順位を持つかを決定するために、LN で使用される基準を選択できます。次の基準のどれかひとつを選択できます。
製造オーダ (tisfc0501m000) セッションでマニュアルで製造オーダの優先順位を入力する場合、優先順位を 0 から 999 までの数字で表すことができます。デフォルトは 999 です。これはオーダ優先順位が最低になっていることを表します。LN では、最も高い優先順位は 0 (ゼロ) です。 レポートには次のデータが含まれます。
注意
レポート生成に長時間かかる場合は、選択するオーダ (および他の変数) の範囲を制限すると効果的です。 遅延日数 遅延日数カラムは、レポートに出力されるカラムのひとつです。遅延日数は、優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションで定義される製造オーダの計画納期と参照日の差 (日数) として計算されます。 作業時間が使用可能な日ごとに、1 日の遅延としてカウントされます。最初の日と最後の日については、遅延日数を決定するために作業時間が正確に計算されます。
注意
必要ならばウィンドウを最大にして、次のダイアグラムを正しく表示します。
例
参照日フィールドの値は 1998 年 8 月 26 日です。これは、優先順位としてのクリティカル比およびスラックタイムの計算基準となる日付です。 製造オーダ A1 は 4 つの作業からなります。
* 重複割合は、転送バッチ数量に基づきます。 時間枠ダイアグラム: 重複時間を含む製造時間チェックボックスがオンかどうかにより、クリティカル比およびスラックタイムの計算方法は 4 とおりあります。
クリティカル比
方法 3 を使用した場合: クリティカル比 (CR) = 66 ÷ 70 = 0.94 クリティカル比が次の場合、
スラックタイム スラックタイム = (計画納期 - 参照日) - 残余製造時間 方法 3 を使用した場合: スラックタイム = 66 - 70 = -4 スラックタイムが次の場合、
製造開始日および時間 計画納期 作業開始日 作業終了日 出力優先順位 下限優先順位の値
出力優先順位フィールドで選択した優先順位の値がこのフィールドに入力する値より小さい場合は、出力されません。 参照日
クリティカル比およびスラックタイムの計算に使用される日付および時間 クリティカル比 = (計画納期 - 参照日) ÷ 残余製造時間 スラックタイム = (計画納期 - 参照日) - 残余製造時間 詳細については優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションのヘルプを参照してください。 重複時間を含む製造時間
このチェックボックスがオンの場合、
クリティカル比の計算において重複時間が考慮されます。 オーダの優先順位の基準にクリティカル比を選択した場合は、これが優先順位に影響を与えます。詳細については、優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションを参照してください。 先行作業の完了が必須
このチェックボックスがオンの場合、完了としてレポートされていない最初の作業のみが出力されます。 このチェックボックスがオフの場合、すべての作業が出力されます。
注意
レポートフィールドが製造オーダの場合は、このチェックボックスをオンまたはオフにすることはできません。 レポートの基本選択オーダ
このチェックボックスがオンの場合、レポートの詳細は、主要選択と同じオーダでソートされます。通常、この方法がレポート出力の最も速い方法です。 選択オーダ レポートの詳細をソートするオーダです。 たとえば、特定ワークセンタ内の全製造オーダに関するレポートを出力する場合、ワークセンタを選択する必要があります。そうすると、ワークセンタごとに製造オーダデータが出力されます。 製造開始日および時間 計画納期 作業開始日 作業終了日 上限優先順位の値
出力優先順位フィールドで選択した優先順位の値がこのフィールドに入力する値より小さい場合は、出力されません。
出力 入力された選択項目を出力します。
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