利用率の構築 (tisfc0201m000)

セッションの目的: 選択した変数に関して、機械およびワークセンタの使用計画についての計算を更新します。

選択に応じて、利用率データは削除され、製造計画 (tisfc0110m000) セッションの製造数量および日付データを使用して再生成されます。

週別利用率 (tisfc1502m000) セッションまたは日別利用率 (tisfc1503m000) セッションの適切なメニューからコマンドを選択することにより、能力利用率データ全体を更新できます。これは、このセッションを選択範囲フィールドで選択した最大範囲で実行するのと同じ効果があります。

このセッションで利用率を構築する値の範囲を制限すると、速度が早くなり、セッション相手のデータに影響を及ぼすことはありません。

パラメータ

このセッションは、工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの週利用率の更新方法フィールドでマニュアルを選択した場合にのみ有用です。

日ごとの能力使用率を計算する場合は、工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの日利用率の更新方法フィールドでマニュアルを選ぶ必要があります。

工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの上記フィールドで自動を選択した場合もこのセッションを使用できます。その場合は、現在のセッションで必ず再生成を実行チェックボックスをオンにします。

LN では、既存のデータをすべて削除してデータをすべて再計算することにより能力利用率が再計算されます。

時間枠

能力利用率を計算する期間は、週番号または日付を入力することにより入力できます。週番号を変更すると、日付は自動的に変更され、日付を変更すると週番号が自動的に変更されます。

週番号はその年の週を示し、一週間が月曜日から始まるものとして、その年の少なくとも 4 日分が含まれる最初の週を週 1 とします。

 

選択オーダ
このフィールドは、能力利用率の計算に最も有効な方法を選択するために使用されます。たとえば、利用率を再構築するワークセンタの範囲を限定する場合は、ワークセンタを選択する必要があります。

選択範囲の [終了] フィールドおよび [開始] フィールドに同じ値が入力されている場合は、このフィールドでその範囲が選択されてフィールドが使用不可になります。

再生成を実行
このチェックボックスがオンの場合、選択された範囲に関する既存のデータが LN により削除され、データの再計算により能力利用率が再計算されます。工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの週利用率の更新方法フィールドまたは日利用率の更新方法フィールドで自動を選択すると、LN により期間終了までの利用率が計算されます。

このチェックボックスがオフの場合、オーダ計画が変更されたワークセンタおよび機械の能力利用率のみが再計算されます。LN でこれが行われるのは、工程管理パラメータ (tisfc0100s000) セッションの週利用率の更新方法フィールドまたは日利用率の更新方法フィールドでマニュアルを選択した場合のみです。

 

構築
選択した値に関して、機械およびワークセンタの使用計画についての計算を更新する場合にクリックします。