標準製品構造をカスタマイズ構造にコピー (tipcs2230m000)

セッションの目的: 顧客オーダに関連するカスタマイズ製造のプロジェクト設計をサポートするために、標準製品構造をカスタマイズ構造にコピーします。

コピー手順は次のとおりです。

  • 最初に、カスタマイズ品目にコピーする標準品目のそれぞれについて、コードがカスタマイズ品目のコードとして存在していないか確認されます。存在する場合は、プロジェクト (tipcs2101m000) セッションで記録された先頭の空きカスタマイズ品目コードにもとづいて、新規のカスタマイズ品目コードが自動的に生成されます。必要に応じて、新しいコードを変更できます。
  • 標準品目に対してカスタマイズ品目が存在しない場合は、標準品目のデータが新規のカスタマイズ品目 (コピー先のプロジェクト) コードにコピーされます。品目データがコピーされると、製造部品の製造部品表と作業が、カスタマイズ品目 (コピー先のプロジェクト) のカスタマイズ部品表とカスタマイズ作業にコピーされます。
  • オリジナルの品目のコピー先プロジェクトに対してカスタマイズ品目が存在する場合、品目データはその既存のカスタマイズ品目に対してコピーされません。該当するカスタマイズ品目とその下位レベルのカスタマイズ製品構造は、標準品目の代用と見なされます。これは標準製品構造の最初の部品表レベルには適用されません。標準製品構造のトップにある標準品目の製造部品表と作業は、常にコピープロジェクトの既存のカスタマイズ品目にコピーされます。これは、既存のデータが削除されると発生します。
  • 標準品目がカスタマイズ品目にコピーされるときに、設計品目の関係もコピーされます。

 

標準品目
プロジェクトに製品構造をコピーする標準品目のコードを入力します。このコードは、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで事前に定義されている必要があります。
有効化コードに対して有効な構成要素のみをコピー
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
カスタマイズ品目
標準品目をコピーするカスタマイズ品目のコードを入力します。
記述
コピー先品目の記述
プロジェクトの参照日の使用
このチェックボックスがオンの場合、コピー元プロジェクトから参照日が取得されるので、参照日フィールドは無効になります。コピー元プロジェクトに参照日がない場合は、システム時間が選択されます。
プロジェクトの参照日の使用
このフィールドの日付は、指定された日付に有効な、プロジェクト構造の一部だけをコピーするように指定します。
製品構造のコピー方法
このフィールドでは、製品構造全体をコピーするのかまたは構造の最初のレベルだけをコピーするのか、あるいはコピープロセスを対話式にするのかを選択できます。
品目のコピー方法
このフィールドを使用して、標準受注品目のみをコピーするのか、標準受注品目と見込製造品目の両方をコピーするのか、または全品目をコピーするのかを定義できます。
すべての構成要素と有効化構成報告書をコピー
このチェックボックスがオンの場合、 有効化構成が標準製品構造からカスタマイズ構造にコピーされます。有効化構成をコピーする単位を入力します。発効日の条件を満足する工順および工順作業についての例外がコピーされます。
設計品目関係をコピー
このチェックボックスがオンの場合、設計品目の関係がカスタマイズ構造にコピーされます。

関連トピック

代替資材
このチェックボックスがオンの場合、部品表構成要素の代替資材もコピーされます。このチェックボックスがオフの場合、コピープロセスは代替資材を無視します。
使切資材
このチェックボックスがオンの場合、部品表構成要素の使切資材もコピーされます。このチェックボックスがオフの場合、コピープロセスは使切資材を無視します。
カスタマイズ品目がある場合新規品目コードを生成
カスタマイズ品目が入力されたときに、新規品目コードが生成されます。
新規品目コードを生成する前に確認
新規品目コードの生成時には、常にこのアクションの実行を確認するメッセージが表示されます。

 

コピー
選択した範囲がコピーされます。