繰返生産 (RPT)

繰返生産モジュールでは、大量生産される標準品目の製造を管理できます。このモジュールでは、工程管理モジュールの製造オーダ用の簡略化された手順が提供されています。

繰返生産モジュールでは、標準見込品目および標準オーダ品目のオーダを管理できます。製造は、スケジュールに従って実行されるように計画され、終了日が特定期間と重なる計画オーダおよび実際オーダで構成されます。製造オーダは、生産速度 (ボトルネックワークセンタ) を管理するワークセンタの能力に基づいて計画されます。製造オーダがスケジュールのために統合された後、製造がスケジュールにより管理されます。

生産日程計画を使用して製造データを処理します。生産日程計画ラインは、次のモジュールで生成されます。

  • 企業計画のマスタ計画モジュール
  • 企業計画のオーダ計画
  • 製造の工程管理モジュール
  • 倉庫管理の倉庫オーダモジュール

この処理は、品目製造データモジュールで指定できる繰返生産品目 (RPT 品目) に関連するオーダラインにのみ使用できます。オーダタイプは、そのオーダを生成したモジュールによって決定されます。オーダの発行後は、オーダがどのモジュールで生成されたかには関係なく、オーダ状況が発行済になり、オーダタイプが 「工程管理」 に設定されます。SFC オーダは、繰返生産モジュールと工程管理モジュールの状況が発行済のとき処理できます。ただし、最短経路は RPT 手順です。

関連トピック