組立製造用の設計部品表

Infor LN FP6 から、設計モジュール用の設計部品表を作成できます。

設計モジュール用の設計部品表を作成するには

  1. 設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッションを開始します。タイプが設計モジュールである設計品目について、設計部品表のコピーデータを生成します。
  2. 設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションを開始します。前のステップで生成したデータのコピーの仕上げが実行されます。

注意

品目タイプ製造、かつデフォルト供給ソース組立の設計品目は、設計データ管理でのみ使用します。これらの品目は、ファントム部分組立品と見なされます。これらの品目は組立管理や工程管理にはコピーされません。また、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションで定義しないでください。このため、設計部品表の構成要素が、製造タイプの設計品目であり、かつ供給ソースが組立の場合、部品表ラインの構成要素タイプフィールドの値は、「設計品目」 に制限されます。

コピープロセスは設計部品表を組立部品表にコピーし、部品表の構造を平準化します。平準化を参照してください。

設計モジュールの設計部品表や製造組立品目には、次のフィールドがあります。

平準化

コピープロセスでは、設計部品表の構造が平準化されます。平準化とは、中間設計モジュールおよびファントム部分組立品がすべて省略されることを意味します。マルチレベル部品表の関係がシングルレベルの関係に簡略化され、数量が乗算され、発効日が組み合わされます。

次の図に、平準化の例を示します。
[...]

次のマルチレベル部品表の関係が、シングルレベルの関係に簡略化されます。

  • モジュール A -> モジュール B -> パート T

    組み合わせ後: モジュール A -> パート T

  • モジュール A -> モジュール C -> ファントム F -> パート V

    組み合わせ後: モジュール A -> パート V

  • モジュール A -> モジュール C -> ファントム F -> パート W

    組み合わせ後: モジュール A -> パート W