製造同期スケジュール (PSS) における計画所要日

要求されたラインステーションでの組立部品の期日を、計画所要日と言います。計画所要日の計算は、工程倉庫の補充 (tiasc8210m000) セッションのジョブ順序タイプフィールドに入力された値によって計算されます。

資材のコールオフ方法は、次の 2 とおりから選択できます。

  • 供給ラインステーションの計画順序にもとづいて、資材をコールオフする方法。これは、ラインステーションオーダの予定開始時間による方法であり、ラインステーション用の最初の組立オーダの開始時間を基準に、組立ラインオーダがスケジュールされます。安全リードタイムを定義する場合は、バッファの変動が考慮されます。
  • トリガラインステーションの実際連番にもとづいて、資材をコールオフする方法。トリガラインステーションはトリガが起動されるラインステーションであり、プロセストリガ定義 (tiasl8100m000) セッションで定義されます。この場合、資材の到着時間は、(供給ラインステーションとトリガラインステーション間の) ラインステーション数、およびサイクル時間にもとづいて計算されます。このようにして、実際にトリガポイントを通過した組立オーダに対してのみ、資材がコールオフされます。組立状況の現実性は、こちらの方法を使用した方がよく反映されます。
注意

実際順序を用いる方法は、オーダ管理 SILS 品目にのみ使用できます。