作業状況値

値の説明

作業状況には、製造プロセスにおける作業ステージに関する情報が示されます。

  • 計画 - 計画が作成されたときの状況。作業はまだ開始されていませんが、時間と数量は計画されています。
  • 開始準備完了は、現行作業が開始可能なシグナルを、少なくとも 1 つの完成品が完了したときに前の作業により設定されます。
  • 開始済は、作業が開始されたが、会計取引 (時間会計または資材の出庫) が行われていないことを示します。作業は部分的に完了しています。
  • 有効 - この作業について、仕掛品取引が実行されています。先頭の作業手順が有効に設定されているとき、オーダ状況も有効になります。時間が会計処理されたか、この作業の資材が出庫されました。
  • 完了 - その作業順のすべての作業が完了しました。完了および不合格とレポートされた数量は最終のものとなります。この状況は作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションで設定できます。必要であれば、作業の完了レポート (tisfc0130m000) 詳細セッションで作業状況のリセットをクリックして、作業状況を完了から有効に戻すことができます。
  • クローズ - 作業の会計結果が計算および転記されています。LN では、作業のクローズしかできません。
  • ブロック - 工程管理において、ユーザまたは検査オーダによって作業がブロックされた状況。作業のブロックを参照してください。
製造オーダ作業のライフサイクル全体
計画発行済開始済有効完了クローズブロック
作業の完了レポート (グローバル)>>>>>
資材が倉庫管理により発行されます。>>>>
時間が従業員管理により会計処理されます。>>>>
製造作業のクローズ/CST からのオーダ>
作業のブロック>>>>>>>
作業状況のリセット<<<<<<<

 

製造オーダ作業は、完了までの間にいくつかの状況を経由します。各種段階で、いくつかのことが可能です。

製造オーダ状況および製造オーダ作業状況の考えられる組合せ
製造オーダ製造オーダの作業
計画開始準備完了開始済有効完了クローズブロック
計画XX
スケジュール済XX
文書出力XX
発行済XXXX
有効XXXXXX
完了予定XX
完了XX
クローズ
アーカイブ済

 

製造オーダ状況が次の場合、製造オーダ作業は次の状況でなければなりません。

  • 計画
    作業状況は計画済またはブロック済のどちらかです。
  • スケジュール済
    作業状況は計画済またはブロック済のどちらかです。
  • 文書出力
    作業状況は計画済またはブロック済のどちらかです。
  • 発行済
    作業状況は計画済、開始準備完了/発行済、または開始済のいずれかです。
  • 有効
    作業状況は、計画済、開始準備完了/発行済、開始済、有効、または完了のいずれかです。
  • 完了予定
    作業状況は完了またはブロック済です。
  • 完了
    作業状況は完了またはクローズです。

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