製造作業

Infor LN 品質が工順作業のために導入されると、Infor LN は各作業の検査オーダを作成します。この検査オーダは、生産された部分組立品のテストを指定します。

工順作業に品質管理を導入する際に可能なシナリオは次のとおりです。

  • 部分組立品が検査されますが、作業は検査オーダによる影響を受けません (方法 A)。
  • 作業の完了を報告する前に、部分組立品を検査する必要があります。ただし、テストの結果とは無関係に、完了数量または不合格を報告することができます (方法B)。
  • 完了数量または不合格を報告する前に、部分組立品を検査する必要があります。検査の結果、完了数量および不合格が推奨されます (方法 C)。
  • 完了数量または不合格を報告する前に、部分組立品を検査する必要があります。検査結果により完了数量および不合格が決まります。これらの数量は修正できません (方法 D)。
完了報告の結果

選択した方法によって、作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションの以下のフィールドの使用方法が決まります。

  • 完了数量
  • 不合格
  • 検査予定数量

方法 A と B を選択した場合にだけ、完了数量フィールドと不合格フィールドにデータを入力する必要があります。

完了数量または不合格を報告する前に、部分組立品を検査する必要がある場合 (方法 C と D):

  • 完了数量フィールドと不合格フィールドはブロックされます。
  • 検査予定数量フィールドにデータを入力することができます。
  • 検査オーダが処理されると、Infor LN によって完了数量フィールドと不合格フィールドに検査結果が入力されます。

方法 C を使用している場合、検査オーダをクローズした後、完了数量フィールドと不合格フィールドを修正できます。

注意

方法 A を選択して、検査オーダをクローズした後、完了数量または不合格を修正する場合、検査オーダを再オープンするか確認する画面が表示されます。

方法 B、C、D を選択して、検査オーダをクローズした後、完了数量または不合格を修正する場合、新しい検査オーダを生成するか確認する画面が表示されます。