作業費レート

作業費レートは労務費、機械費、または間接費によって決定されます。作業費レートは、作業費レート (ticpr1150m000) セッションで定義されます。このセッションでは、これらのレートが価格計算コードおよび作業費レートコードにリンクされています。作業費レートは、作業費タイプの原価構成要素によって登録されます。

作業費レートタイプには、次の 4 とおりがあります。

  • 労務費 (1 時間あたりの平均労務費)
  • 機械費 (1 時間あたりの平均機械費)
  • 人時間間接費 (1 時間あたりの間接労務費)
  • 機械時間間接費 (1 時間あたりの間接機械費)

作業費レートライン用の連番を定義しておくと、複数の作業費レートラインが使用可能になります。作業費レートごとに、最高 999 ラインまで定義できます。

作業費レートに対応する作業費レートコードは、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションのワークセンタまたはタスク関係 (tirou0104m000) セッションのワークセンタ/タスク関係、あるいはその両方にリンクされています。原価計算の際に、ワークセンタにリンクされた作業費レートを用いるかそれともワークセンタ/タスク関係にリンクされた作業費レートを用いるかは、原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションの作業費レートタイプフィールドの設定によって決まります。