標準原価品目の標準原価は、品目価値の見積を示す計算済価格です。LN ではすべての品目に標準原価が指定された後ではじめて、品目のオーダの生成が可能になります。標準原価は状況非依存であり、ロジスティック会社全体に対して有効です。標準原価は、品目の評価額の基準として用いられます。標準原価は 1 日に複数回計算することができます。計算はそれぞれ保存されます。 LN では、標準原価が原価計算モジュールで計算されます。LN では、品目の変更による影響を調べたい場合に、CPR で品目の原価をシミュレートすることもできます。 LN において、品目の標準原価を計算するには、原価に影響する標準の情報が必要です。たとえば、品目に用いられる資材 (部品表から派生)、品目の製造に費やされる時間 (工順から派生)、適用される付加費用 (CPR マスタデータから派生) などの情報です。 部品表 品目の製造に必要な資材を求める場合、原価計算に部品表を使用します。品目の部品表に含まれる情報は、次のとおりです。
工順 品目の製造に必要な人時間および機械時間の数を求める場合、原価計算に工順を使用します。品目の工順に含まれる情報は、次のとおりです。
| |||