設計部品表のコピーデータ (tiedm1120m000)

セッションの目的: シングルレベル設計部品表のコピーデータを生成およびメンテナンスします。

設計部品表のコピーデータ (tiedm1120m000) 詳細セッションでは、特定ラインのデータの詳細を変更できます。また、このセッションでは、設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッションおよび部品表一括変更別設計部品表コピーデータの生成 (tiedm3235m000) セッションで生成されたデータを変更できます。

データの選択

部品表のシングルレベルのコピーデータを作成するには、データの派生元である特定の改訂の親設計品目と、データのコピー先の親品目を選択します。親品目とは、部品表構成において、コピーデータを記録する構成要素よりも一段上位レベルにある品目です。

設計品目と品目間に関係が存在していない場合、LN はデータの保存時にリンクを生成します。

データをコピーするには

設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションを使用すると、このセッションで生成したデータをコピーできます。現在表示されているデータだけをコピーする場合は、適切なメニューで設計データのコピーオプションを選択します (CTRL+SHIFT+X キー)。

適切なメニューオプション

適切なメニューで、次のセッションを開始できます。

設計部品表コピーデータの生成

コピーデータが設計部品表と異なる場合は、このオプションを使用してシングルレベル部品表のコピーデータを更新する必要があります。マルチレベル設計部品表をコピーする場合は、設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッションを使用します。ラインは実際にはコピーされないので注意してください。コピーデータのみが更新されます。

整合性チェック

設計部品表と製造部品表のコピーデータが異なる場合、LN はメッセージを表示し、矛盾が発生した部品表位置 (ライン) を示します。矛盾点を表示または出力するには、次のセッションのいずれかを使用します。

  • 設計部品表/製造部品表の整合性 (tiedm1520m000) セッション
  • 設計部品表/製造部品表の整合性の出力 (tiedm1470m000) セッション
仕上げ

シングルレベル設計部品表から製造部品表にデータをコピーするには、このオプションを使用します。LN は、現在表示されている画面のデータをコピーします。次のステップのいずれかを実行してください。

  • 品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションの設計品目関係の更新方法フィールドで自動を選択します。設計関係の更新 (tiedm3220m000) セッションで、品目の範囲についてこのフィールドを変更できます。
  • まず、設計品目 - 品目関係 (tiedm1101m000) セッションで関係を作成します。

マルチレベル設計部品表をコピーする場合は、設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッション、設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションの順に使用します。

設計品目を品目にコピー

設計品目を品目にコピー (tiedm1201m000) セッションが開始されます。

EBOM コピーデータ内の使切資材および代替資材

EBOM コピーデータ内の使切資材および代替資材 (tiedm2125m000) セッションが開始されます。

 

設計品目
コピーするシングルレベル設計部品表の親設計品目を入力します。
設計品目改訂
コピーするシングルレベル設計部品表の親設計品目改訂を入力します。
設計品目改訂
コードの記述または名前
主品目
コピー先の製造部品表 (つまり、シングルレベル設計部品表をコピーする相手先の部品表) の親品目を入力します。
位置番号
製造部品表ラインのコピー先位置番号
構成要素タイプ
構成要素タイプが設計品目か、品目かを定義します。
構成要素
設計部品表ラインのコピー元構成要素
設計部品表コピー方法
設計部品表を製造部品表にコピーするために LN が使用する方法

指定可能な値

  • コピーアクションなし
  • 設計品目を品目へコピー
  • 非プロジェクト品目をプロジェクト品目へ
  • EBOM から工程 PBOM へのみ

設計部品表コピー方法

関連トピック

仕上終了位置
コピー先製造部品表のライン番号。これはデータのコピー先の部品表です。
連番
コピー先部品表の連番
品目分類
コピー先品目の品目分類
品目終了
製造部品表におけるコピー先構成要素品目。これは、設計部品表ラインのコピー先の部品表ラインです。
設計部品表テキスト
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
長さ
設計部品表ラインの構成要素の長さ
注意

長さ正味数量の計算にも使用できます。正味数量 = 長さ × × 単位数

設計部品表ラインの構成要素の幅
注意

正味数量の計算にも使用できます。正味数量 = 長さ × × 単位数

単位数
長さ (または面積) において構成要素を使用する回数。物的品目の場合、この回数は、定義されている長さまたは面積の単位数と同等です。

正味数量を計算するためにも使用できます。正味数量 = 長さ × × 単位数

正味数量
設計部品表ラインにおける構成要素の正味数量

これは設計品目で使用される構成要素品目の総量です。

これは、単位数長さの 3 つを掛けることで計算できます。

例: 長さ 2 cm で幅が 3 cm の構成要素が 10 単位指定された場合、正味数量は 60 と計算されます。幅が指定されない場合は、正味数量は 20 です。

注意

設計データ管理モジュールでは負の正味数量は定義できません。

関連トピック

備考
設計部品表 (tiedm1110m000) セッションの備考フィールドが表示されます。

このフィールドを使用すると、品目または部品表ラインに関する短い注意書きを入力できます。

記述
コードの記述または名前
設計品目コピー
このチェックボックスがオンの場合、設計品目はすでに品目にコピーされています。
設計品目コピー
設計品目が品目にコピーされた日付
設計部品表コピー
このチェックボックスがオンの場合、シングルレベル設計部品表はすでに製造部品表にコピーされています。
設計部品表コピー
設計部品表が製造部品表にコピーされた日付
記述
コピーするシングルレベル設計部品表の親設計品目改訂の名称
非依存数量
このチェックボックスがオンの場合、設計品目の正味数量がコピーされ、部品表の仕損数量が更新されます。

このチェックボックスがオフの場合、設計品目の正味数量がコピーされ、部品表の正味数量が更新されます。

 

設計部品表コピーデータの生成
クリックすると、このセッションで選択した項目の設計部品表コピーデータが生成されます。部品表全体のコピーデータを生成したい場合は、設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッションを使用してください。
仕上げ
クリックすると、このセッションで定義したデータがコピーされます。
EBOM コピーデータ内の使切資材および代替資材
クリックすると、EBOM コピーデータ内の使切資材および代替資材 (tiedm2125m000) セッションが開始されます。