チャート詳細 (ticpr0110m000)

セッションの目的: 特定のチャートにリンクされる詳細原価構成要素を表示またはメンテナンスします。チャートを品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションで品目に、品目 - 原価計算デフォルト (ticpr0108m000) セッションで品目グループに、または組立ライン原価計算データ (ticpr0115m000) セッションで組立ラインにリンクする場合、このセッションで定義する詳細原価構成要素は、特定の品目に関する有効な原価構成要素構造でレポートされます。

品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションおよび組立ライン原価計算データ (ticpr0115m000) セッションでは、適切な メニューから選択して、品目の有効原価構成要素構造を表示できます。LN では、有効原価構成要素構造が品目別および日付別に保存されます。

詳細原価構成要素を有効にするには

LN では、有効原価構成要素構造が品目別および日付別に保存されます。最後に変更された詳細原価構成要素を有効な原価構成要素構造 (ticpr3506m000) セッションで表示する前に、次のセッションを連続して使用することで原価構成要素を実現する必要があります。

  • 原価および評価額の計算 (ticpr2210m000)
  • 標準原価および評価額の実現 (ticpr2220m000)
注意

標準原価および評価額の実現 (ticpr2220m000) セッションを使用する代わりに、原価および評価額の計算 (ticpr2210m000) セッションのみを使用し、標準原価および評価額の実現 チェックボックスをオンにすることもできます。

 

原価構成要素チャート
詳細原価構成要素の収集に使用されるコード
原価構成要素
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • 材料費
  • 作業費
  • 材料費付加費用
  • 作業費付加費用
  • 仕掛品振替費用
  • 一般費用
注意

組立管理 (ASC) を使用する場合、一般費用タイプの原価構成要素は使用できません。

原価構成要素タイプ
原価タイプは、原価と評価額を構成する要素を定義します。原価タイプは、原価構成要素に転記される原価のタイプを示します。