ライン混成の再混成 (tiasl3220m000)

セッションの目的: 特定範囲の組立ラインおよび計画オフライン日について、ライン混成を再計算します。新規混成では、開始点として既存の混成を使用します。

バックログを解消したり、既存の混成を改良するために新しい混成を計算できます。 たとえば、オーダのオフライン日を変更したことでこのオーダに付与された高い優先順位を考慮するために、既存の混成を再混成することができます。 バックログオーダを、計画オフライン日が将来になるように再混成できます。

バックログオーダを含むチェックボックスがオンの場合、オフライン日が計画オフライン日よりも前の進行中でないオーダが、選択した日付の最初の日の初期オーダ混成に含まれます。その日の能力を超えた場合は、優先順位が低いオーダが次の日に移動されます。

優先順位は次の要因によって決まります。

  • 要求オフライン日
  • 組立オーダが販売オーダとリンクしているかどうか
  • 組立オーダ (tiasc2100s000) セッションの優先順位フィールドでマニュアルで定義されている優先順位
  • 原価金額

オーダを新しい日に移動したことで、その日の能力を超えることになった場合、優先順位が低いオーダが次の日に移動されます。 前日にオーダを移動する場合は、優先順位が高いオーダが移動されます。 すべてのオーダが処理されるまで、このプロセスが繰り返されます。

時間を遡って、つまり以前の日付にオーダを移動した場合、このオーダのオフライン日を組立オーダ (tiasc2100s000) セッションで定義されている参照日よりも前にすることができます。参照日により、オーダの内容がいつ有効になるかが決まります。 オーダの内容を構成するのは、必要とされる資材および作業です。 このため、オフライン日が参照日よりも前であると、まだ有効でないオーダ内容にもとづいて製造が行われることになるため、問題が発生する可能性があります。 たとえば、必要とされる機械がまだ稼動していないため、製品の特徴によっては、この時点ではまだ製造できないものがあります。 再混成後オーダのオフライン日が参照日よりも前になりそうな場合、LN はこのような問題を警告するためにメッセージを表示します。

注意

組立ライン - ライン混成 (tiasc2501m000) セッションを開始して組立ライン - ライン混成ボタンをクリックします。セッションの目的: 組立ラインライン混成を表示します。

 

バックログオーダを含む
バックログオーダのオフライン日が計画オフライン日フィールドに入力した日付よりも前の場合に、このオプションをオンにできます。これにより、再混成の実行時にこのバックログオーダが考慮されます。
利用率を再構築(最大オーダ)
このチェックボックスがオンの場合、ライン利用率が再構築されます。
オーダ優先順位
このチェックボックスがオンの場合、再混成の実行時にオーダ優先順位が考慮されます。この優先順位は、組立オーダ (tiasc2100s000) セッションの [優先順位] フィールドでマニュアルで定義されたものです。
混成を修正済
このチェックボックスは、再混成プロセスで混成が変更されたかどうかを示します。 混成が変更された場合、原価機能の変更内容が表示されます。

 

再混成
特定範囲の組立ラインおよび計画オフライン日について、ライン混成を再計算する場合にクリックします。
確認
このボタンは、混成を確認するために使用します。 混成が確認できるのは、混成が変更されている場合だけです。組立オーダは新規オフライン日になります。 エラーメッセージと警告メッセージはすべて [メッセージ] に記録され、この再混成プロセスの組立メッセージ (tiasc0501m000) で確認できます。
パラメータ
選択したセグメントおよびユーザ (自分自身) に対するパラメータを入力または表示する場合にクリックします。 パラメータの再混成/順序付 (tiasl4110m000) セッションが開始されます。

組立管理パラメータ (tiasc0100m000) セッションでは、より一般的なパラメータを定義できます。

評価
計画オーダのライン混成の変更内容を評価できます。 Excel シートが開き、オーダとその計画オフライン日のチャートが、実際のオプション組合せ数およびオプション組合せの最大数とともに表示されます。 翻訳はサポートされていません。
メッセージ
クリックすると、所要がバックフラッシュされていないラインステーションオーダや作成できない仕掛品振替などのエラーメッセージが表示されます。