作業指示書の出力 (tiasc5450m000)

セッションの目的: ラインステーションオーダについて作業指示書を出力します。

選択した参照日の作業指示書が出力されます。作業指示書は、組立オーダ別ラインステーション別、またはラインステーション別組立オーダ別にソートして出力できます。

オーダは、凍結または開始準備完了いずれかの状況でなければいけません。また、出力対象フィールドで再出力を選択して、すでに出力済の指示書を出力することもできます。

プロセストリガのワークフローを使用する場合、別のラインステーションでのラインステーションオーダの完了、作業指示書の出力開始 (tiasc5451m000) セッションの方法などのトリガを使用して、このセッションを実行できます。トリガは、プロセストリガ定義 (tiasl8100m000) セッションで定義します。

作業指示書には、シリアル番号を入力するためのスペースが提供されています。シリアル番号付品目を使用する場合、ライン順序を確認すると (つまり完成状態構造を生成すると)、自動車の VIN などのシリアル番号が生成されます。品目がシリアル番号付きであるかどうかを定義するには、品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションのシリアル番号チェックボックスをオンまたはオフにします。

作業指示書の全リスト

次のリストは、作業指示書に出力されるフィールドを示したものです。レイアウトなどの詳細については、サンプルレポートを出力してください。

  • 要求オフライン日
  • 組立ライン
  • 構成参照日
  • 位置
  • 需要オーダ
  • 組立部品
  • 計画オフライン日
  • 番号
  • ラインステーション
  • 特徴
  • オプション
  • 組立キット
  • 組立部品
  • フロア在庫
  • オリジナル組立部品
  • 位置
  • 工程倉庫の場所
  • 供給システム
  • サイクル時間
  • サイクル時間単位
  • 実行順序
  • 作業
  • 作業バリアント
  • オリジナル作業
  • プロセス
  • タスク
  • 作業チーム
  • 指示書を出力
  • 作業記述を出力
  • ワークセンタ
  • 工程倉庫
  • シリアル番号

 

組立ライン
最終組立計画 (FAS) 品目を生産する一連のラインステーション。あるラインステーションから他のラインステーションへ品目を渡したり、各ラインステーションで作業を行ったりすることで、品目を生産します。組立ラインは、バッファで区切られた複数のラインセグメントにさらに分割されます。組立ラインはメインラインと供給ラインのいずれかです。
ラインセグメント
2 つのバッファ間の組立ラインにある連続した組立ラインワークセンタ。最初のバッファはセグメントの先頭で、次のバッファは次のセグメントの最初の部分になります。
参照日
ラインステーションは日付で有効になります。ラインステーションを有効とする日付を選択します。参照日は、どのラインステーションが ASC で有効であるかをチェックするためにも使用されます。
ソート基準
必要なレポートレイアウトを選択します。

レイアウトをプレビューするには、次のステップに従います。

  1. 該当するレコードを選択する
  2. 出力をクリックする
  3. デバイスフィールドに D と入力する
  4. 続行をクリックします。

作業指示書の内容の全リストについては、前述した 「作業指示書の全リスト」 を参照してください。

出力対象
作業指示書には、たとえばオプション作業、組立部品、指示書、タスクなどが含まれます。

作業指示書の内容の全リストについては、前記リストを参照してください。

オリジナル

まだ出力されておらず、かつラインステーションオーダ状況計画からクローズの作業指示書を出力します。

再出力

すでに出力済で、かつラインステーションオーダ状況凍結からクローズのラインステーションオーダの作業指示書を出力します。

差分のみ

差分だけが出力されます。具体的には、オーダの凍結後最初に出力されてから行われた変更だけが出力されます。差分を出力できるのは、凍結またはクローズの状況を持つラインステーションオーダについてだけです。

注意

オーダが凍結されていても、オーダとリンクしているラインステーションバリアントがオーダ固有になっていれば、オーダの内容を変更できます。行われた変更は、作業指示書の出力後に適用できます。

 

出力
入力された選択項目を出力します。