組立オーダ - ブロック理由 (tiasc2103m000)

セッションの目的: ブロック理由を表示、挿入、または削除します。オーダに 1 つ以上のブロック理由があるとオーダはブロックされ、ブロック理由がないとブロック解除されます。

ブロックされた組立オーダは、順序化、バッファからの開始、バックフラッシュ、納入、クローズからブロックされます。このため、オーダを処理する可能性がなくなります。ただし、ブロックされたときにすでにオーダが開始されている場合には、情報の損失を防ぐためにオーダを完了できます。オーダは次ラインセグメントで停止されます。つまり、次のバッファからは開始できません。ブロック解除されると、再度オーダを処理できます。

ブロック理由を表示、挿入、または削除するには、その前にオーダを選択しておく必要があります。新しいブロック理由を挿入するには、[新規レコード] をクリックして、挿入する理由を選択します。ブロック理由を削除するには、目的のブロック理由を選択して、削除します。

ブロック理由

オーダをブロックする場合は、ブロック理由を選択する必要があります。ブロック理由はタイプごとに分類されます。1 つのオーダに複数のブロック理由を取り込むことができますが、これらの理由はタイプが異なるものでなければいけません。このため、1 つのオーダにタイプ在庫不足のブロック理由を 2 つ取り込むことはできません。

このセッションでは、次の 2 つのタイプのブロック理由を使用できます。

  • 在庫不足 - このタイプの理由は、在庫不足理由でオーダをブロックするために使用します
  • 未定義 - 在庫不足以外のすべての理由がこのタイプに該当します
他のオーダに対する影響

1 つのオーダをブロックまたはブロック解除すると、他のブロックに対しても影響が生じることがあります。このような影響は、対象のオーダとそれ以外のオーダの関係によって異なります。

  • 子オーダをブロックした場合、親オーダも 「ブロック」 状況になりますが、ブロック理由は適用されません。ブロックは組立ラインの下流に継承されます。ブロック理由が挿入された組立ラインよりも上流にある親オーダの他の子オーダはブロックされません
  • 子オーダをブロック解除した場合、ブロックされている子オーダが他に親オーダにない限り、親オーダもブロック解除されます
  • 親オーダをブロックしても、子オーダの状況は変わりません。子オーダの処理を続行できますが、親オーダの処理に取り掛かることはできません。このため、親オーダがブロック解除されるまで、子オーダの製品を保管しておく必要があります
  • 親オーダをブロック解除しても、子オーダには何の影響もありません。ただし、親オーダをブロック解除できるのは、ブロックされている子オーダが親オーダにない場合だけです。つまり、親オーダをブロックした直後、まだ子オーダがブロックされていない場合に限って、この親オーダをブロック解除することができます。そうでない場合は、子オーダをブロック解除することで、親オーダをブロック解除する必要があります

 

組立オーダ
ブロック理由を表示、挿入、または削除するために選択したオーダ
ブロック理由
ブロックコードはブロック理由を識別します。ブロック理由はブロックタイプごとに分類されます。たとえば、在庫不足はブロック理由タイプです。タイプが異なっていれば、複数のブロック理由を 1 つのオーダに取り込むことができます。特に、コードにテキストファイルが添付されている場合などは、コードで追加情報を表すことができます。
作成日
ブロック理由が挿入された日付
ユーザ
ブロック理由を挿入した人
テキスト
たとえばブロック理由を削除する場合など、ブロック理由で追加情報が必要となることがあります。このような情報は、添付のテキストファイルに保存できます。レコードをダブルクリックし、「テキストエディタ」 を使用して、テキストの読取り、作成、選択、または編集を行います。