予算振替

予算金額は、ある予算勘定から別の予算勘定に振り替えることができます。予算が承認されて有効になった後、「予算振替 (tfbgc2500m000)」 セッションを使用してその予算年度の予算振替を行うことができます。金額の振替を行う前に、配分済の金額を留保する必要があります。

予算勘定からすでに配分済の予算の一部を振り替えたり、予算計上済の金額を超える額を振り替えたりすることはできません。

予算金額を振り替えるには、予算振替 (tfbgc2500m000) セッションで次のステップを実行します。

  • 予算振替予算年度、および予算の各フィールドで、それぞれ番号シリーズ、予算年度、および予算コードを選択します。
  • 振替元勘定フィールドで金額の振替元の勘定を指定し、振替先勘定フィールドで金額の振替先の勘定を指定します。
  • 理由フィールドで、金額を振り替える理由を指定します。
  • 振替額フィールドで、振替を行う金額を指定します。その他のフィールドの値は、自動的に入力されます。振替可能額フィールドに振替可能な限度額が表示されます。
  • 必要に応じて振替先の予定金額を変更すると、振替額発行金額、または発行取消額などのその他のフィールドが自動的に更新されます。
  • 振替を行った予算金額が自動的に振替元勘定から発行取消または留保となるようにするには、直接発行取消チェックボックスをオンにします。振替を行った予算金額が自動的に振替先勘定に発行されるようにするには、直接発行チェックボックスをオンにします。
  • 発行取消額または発行金額のフィールドが有効になるのは、直接発行取消または直接発行のチェックボックスをオンにしなかった場合だけです。金額は必要に応じて修正できます。
  • 予算金額の発行取消、振替、または発行を行う場合は、それぞれ [振替元予算の発行取消]、[金額の振替]、または [予算に発行] の各ボタンを選択します。

注意: 予算金額が振り替えられると、その勘定の予算および配分額が更新されます。すべての振替は、予算取引 (tfbgc4500m000) セッションで表示および追跡を行うことができます。