ルール内の重複範囲

例 1

2 つの要素で相互検証ルールを定義します。

ライン ルールタイプ 開始元帳勘定 終了元帳勘定 開始コストセンタ終了コストセンタ開始プロジェクト終了プロジェクト
1 含む 4100042000100200P01P99
2 含む 4150041500100100P02P10

 

第 2 ラインを指定すると、エラーまたは警告のメッセージが表示されます。第 1 ラインの元帳勘定範囲が第 2 ラインより広いので、第 2 ラインは意味をなしません。

この場合、次のようなルールを使用することができます。

ライン ルールタイプ 開始元帳勘定 終了元帳勘定 開始コストセンタ終了コストセンタ開始プロジェクト終了プロジェクト
1 含む 4100041499100200P01P99
2 含む 4150041500100100P02P10
3 含む 4150142000100200P01P99

 

例 2
ライン ルールタイプ 開始元帳勘定 終了元帳勘定 開始コストセンタ終了コストセンタ開始プロジェクト終了プロジェクト
1 含む 4300043000 ZZZZP01P10
2 含む 4300043000 ZZZZP20P30
3 含む 4300043000100100ZZZZ

 

この設定は非論理的です。元帳勘定 43000 にコストセンタ 100 が指定された場合、いかなるプロジェクトも入力できます。しかし、異なるコストセンタが指定された場合、P01 - P10 と P20 - P30 のみが有効なプロジェクトとなります。

この場合、次のようなルールを使用することができます。

ライン ルールタイプ 開始元帳勘定 終了元帳勘定 開始コストセンタ終了コストセンタ開始プロジェクト終了プロジェクト
1 含む 4300043000100100P01P10
2 含む 4300043000100100P20P30

 

あるいは、第 3 ラインを他のルールに移動しても同じ結果を得られます。