関係会社間清算取引 – 設定

単一の財務会社構造で関係会社間精算を設定するには

ステップ 1. 関係会社間元帳勘定を作成します。

勘定科目表 (tfgld0508m000) セッションで、次の元帳勘定を作成します。

  • 中間関係会社間仮勘定
  • 各ロジスティック会社の中間元帳勘定

元帳勘定タイプは、貸借対照表にする必要があります。

ステップ 2. 取引先を定義します。

取引先 (tccom4500m000) セッションで、ロジスティック会社ごとに他の会社を系列会社取引先として定義します。取引先は通常とおり定義してください。企業モデルタブで、次の詳細を指定します。

  • 系列会社チェックボックスをオンにして、会社番号を入力します。
  • 関係会社間精算チェックボックスをオンにします。
ステップ 3. 価格と付加費用を設定します。

関係会社間清算取引を作成する場合や、付加費用を追加する場合には、企業モデル管理モジュールで、エンティティ間の非請求済商品振替関係を定義できます。付加費用率は、内部取引詳細 (tcemm2151m000) セッションで指定できます。価格発生元は実際原価にする必要があります。

ステップ 4. 取引先グループを定義します。

財務会社では、ステップ 1 で定義した内部取引先および系列会社取引先に対する取引先グループを作成します。取引先グループを作成すると、組織内で行われた取引ごとに元帳勘定を定義できます。

必要に応じて、売掛金モジュールおよび買掛金モジュールの財務取引先グループ (tfacr0110m000) セッションを使用します。元帳勘定タイプは、貸借対照表または損益にする必要があります。

ステップ 5. 統合マッピング体系を設定します。

マッピング体系 (tfgld4573m000) セッションで、統合マッピング体系を設定します。マッピング体系詳細タブで、次に説明する特定のマッピング詳細を定義します。

統合伝票タイプ = 購買オーダ/入庫

  • 借方
    在庫元帳勘定にマップします。

貸方側に対して、財務取引先グループのマッピング要素を高優先順位で定義します。次の詳細を指定します。

  • 貸方
    財務取引先グループ買掛金 = ステップ 4 で定義した系列会社取引先グループ
  • 貸借対照表タイプの元帳勘定 (在庫会社決済用) にマップします。

統合伝票タイプ = 販売オーダ/収益分析

借方側に対して、財務取引先グループのマッピング要素を高優先順位で定義します。次の詳細を指定します。

  • 借方
    財務取引先グループ売掛金 = ステップ 4 で定義した系列会社取引先グループ
  • 貸借対照表タイプの元帳勘定 (内部会社請求用) にマップします。
  • 貸方
    収益元帳勘定にマップします。