期日計算

請求書または支払スケジュールラインの期日を決定するには、いくつかの方法があります。支払条件 (tcmcs0113s000) セッションで、LN での期日の算出方法を指定することができます。

請求書の伝票日付 (作成日) は、期日計算の基準です。最終期日は次の明細によって決定されます。

  • 支払条件 (tcmcs0113s000) セッションの次の詳細:

    • 支払期間は、実際の期日を求めるために期日計算前または後に請求書の伝票日付に追加される日数または月数です。
    • 期日計算方法
      期日計算のアルゴリズム
    • 固定支払日
      支払期日の月の特定日。固定支払日を指定した場合、LN は計算期日を次の固定支払日に変更します。固定支払日は、最大 3 つまで指定することができます。たとえば、各月の 1 日、10 日、および 12 日です。
  • 支払カレンダー
    回収先取引先および自己財務会社に対し、必要に応じて支払カレンダーを定義することができます。計算期日が支払カレンダーで祝祭日としてマークされている場合、LN は期日を前の就業日、また状況によっては次の就業日に変更します。この結果として、実際期日が確定されます。詳細については、支払カレンダーを使用するにはを参照してください。
期日後の遅延日数

遅延日数は、回収先取引先 (tccom4114s000) セッションおよび支払先取引先 (tccom4124s000) セッションで、期日後の遅延日数フィールドに入力することができます。たとえば、銀行が資金振替に要する日数です。

財務会計において期日後の遅延日数フィールドは、次の用途に使用されます。

  • 販売請求書 (tfacr1110s000) セッションで、予定支払日を計算します。
  • 購買請求書入出金日 (tfcmg3111m000) セッションで、予定支払日をメンテナンスします。
  • キャッシュフロー予測の更新 (tfcmg3210m000) セッションで、予定支払日にもとづいてキャッシュフロー予測を計算します。