作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000)

セッションの目的: 調整データを表示し、分析します。

調整グループビジネスオブジェクトを表示するには、グループボタンをクリックします。異なる調整グループのビジネスオブジェクトを表示するには、レコード検索ボタンをクリックして調整グループを選択します。

このセッションを開始するか、新規調整グループを表示すると、合計ボックスの金額がゼロに設定されています。金額を表示するには、適切なメニューで承認済/未承認合計の計算をクリックします。

取引を表示するには

ある取引の財務会計およびロジスティック詳細を表示するには、取引をダブルクリックします。

種々の方法で調整取引をグループ化するには、表示メニューで並び順...をクリックし、次のいずれかのソート順をクリックします。

注意

ズーム操作でこのセッションを開始した場合、ソート順は調整グループの最終受入基準 によって決まります。

統合取引を表示するには

取引を選択し、適切なメニューで統合取引をクリックすると、統合取引 (tfgld4582m000) セッションで関連統合取引を表示できます。

統合伝票タイプのリストについては、統合伝票タイプを参照してください。それぞれの統合伝票タイプについて、マッピングは LN アプリケーションで提供されているデモ会社で定義されています。

合計金額を表示するには

適切なメニューで承認済/未承認合計の計算をクリックし、借方合計金額、貸方合計金額、および調整エリアの残高を表示できます。

合計金額はセッションの一番右の金額 (自国通貨)カラムの取引額と同じ自国通貨で表示されます。金額 (自国通貨)カラムを表示するには、このセッションを右にスクロールします。

[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。

オリジナル作業管理取引を表示するには

ラインを選択し、適切なメニューの取引発生元をクリックして、統合取引のビジネスオブジェクトを作成した作業管理セッションを開始します。たとえば、ビジネスオブジェクトが購買オーダの場合は、購買オーダライン詳細 (tdpur4101m200) セッションが開始されます。このセッションを使用してオリジナル取引を検証できます。

修正取引を作成するには

ラインを選択し、適切なメニューで調整訂正または調整丸め訂正をクリックします。次に、作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000) 詳細セッションで訂正取引を作成できます。

訂正を調整データの受入 (tfgld4295m000) セッションで転記できます。

注意
  • 調整グループ (tcfin0120m000) セッションで次のいずれかのチェックボックスがオンになっている場合、入力できるのは (丸め) 訂正のみです。

    • 受入済調整データの訂正許可
    • 最終受入済調整データの訂正許可
  • 状況が準備完了の調整取引のみ、訂正取引を作成できます。

関連トピック

 

取引日 (UTC)
取引が作業管理で作成された日付と時刻。UTC 時間で表されます。
ロジスティック会社
作成した作業管理取引が属するロジスティック会社
取引日 (現地)
現地時間で表された取引の日付と時刻

指定可能な値

財務会計での転記とレポートには、常に現地時間が使用されます。

伝票日付
会計取引の取引日。伝票日付は常に現地時間で登録されます。

通常、財務会計です。

作成日
統合取引がログされた日付と時刻

前日付取引および期日前取引の場合、作成日は取引日とは異なります。

転記日
取引が総勘定元帳に転記された日付
数量
取引で処理される数量
数量
数量を表す単位
取引額
取引通貨建ての取引額
取引額
取引通貨
金額
金額のタイプ
伝票
伝票番号の作成に使用された取引タイプ
伝票
作成された伝票番号
ライン
ライン番号
元帳勘定
金額が転記された元帳勘定
ディメンションタイプ 1 のディメンション記述
金額が転記されたディメンション
金額 (自国通貨)
自国通貨建て取引額

[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。

ビジネスオブジェクト
ビジネスオブジェクト ID。たとえば、これにはオーダ番号があります。
ビジネスオブジェクト参照
ソート位置
ビジネスオブジェクトのソート位置
ビジネスオブジェクト
財務統合取引処理の文脈において、ビジネスオブジェクトは、品目、購買オーダ、取引先、または出庫のようなロジスティックエンティティまたはロジスティックイベントとなります。
調整値 (要素)
入力の種類
入力の種類

通常、このセッションの入力の種類は統合取引ですが、訂正 (未完了) または開始残高などの場合もあります。

入力の種類が統合取引 (振戻) の場合、オリジナル統合取引は再マッピングされています。統合取引 (振戻) および統合取引 (振戻) の取引残高がゼロかを調べることができます。

統合伝票タイプコード
財務会計への統合取引のマッピングと転記および財務会計調整のための作業管理取引のタイプを表します。

LN が提供する統合伝票タイプには、それぞれ対応するビジネスオブジェクトが関連付けられています。例: さまざまな販売オーダ取引のための統合伝票タイプには、販売オーダビジネスオブジェクトがリンクされています。

関連トピック

会計期間
取引が転記される会計年度
会計期間
取引が転記される会計期間
調整グループ
取引が属する調整グループ
調整グループ
取引が属する調整サブエリア
バッチ年度
バッチの会計年度
バッチ
バッチ番号。
受入
この取引をチェックし承認したことを示すには、このチェックボックスをオンにします。調整データの受入 (tfgld4295m000) セッションを使用して取引を受け入れた場合、LN によってこのチェックボックスがオンになります。

必要に応じてこのチェックボックスをオフにすることができます。このチェックボックスがオンの場合、このラインの訂正を作成または転記することはできません。

最終受入
この入力をアーカイブ/削除対象として発行するには、このチェックボックスをオンにしてください。調整データの最終受入 (tfgld4295m100) セッションを使用して取引を最終的に受け入れた場合は、LN によってこのチェックボックスがオンになります。
参照リンク
統合取引の借方転記と貸方転記に関連付けられる作成コード。参照リンクを使用すると、購買入庫や在庫処理など、異なるビジネスオブジェクトに属するためにビジネスオブジェクト ID を照合できない中間勘定の転記を照合することができます。
注意

参照リンクはビジネスオブジェクト参照とは異なります。

統合伝票タイプ
財務会計への統合取引のマッピングと転記および財務会計調整のための作業管理取引のタイプを表します。

LN が提供する統合伝票タイプには、それぞれ対応するビジネスオブジェクトが関連付けられています。例: さまざまな販売オーダ取引のための統合伝票タイプには、販売オーダビジネスオブジェクトがリンクされています。

関連トピック

統合取引の論理会社
バッチが作成された財務会社
伝票
現在のラインの一意の伝票番号を作成するために必要な内部番号
状況
取引ラインの状況
状況
バッチの状況
使用為替レート
自国通貨建て取引額の計算に使用される為替レート

使用為替レート実際為替レートの間に差額がある場合は為替差損益が発生します。

関連トピック

実際為替レート
取引の実際の価値を決定する為替レート。たとえば、このレートは購買契約で合意されたレートです。

使用為替レート実際為替レートの間に差額がある場合は為替差損益が発生します。

関連トピック

財務会社
取引が転記される財務会社
一意な識別子
取引に対して作成された一意のキー
借方金額
受入借方金額
貸方金額
受入貸方金額
残高
承認済借方金額貸方金額の差額
借方金額
未承認借方金額
貸方金額
未承認貸方金額
残高
未承認借方金額貸方金額の差額
借方金額
すべてのラインの借方合計金額
貸方金額
すべてのラインの貸方合計金額
残高
合計借方金額貸方金額の差額

 

取引日ソート基準の有効化/無効化
ヘッダ内の調整取引に対する選択基準として、取引日 (現地) フィールドを表示/非表示にします。

このチェックボックスがオンの場合、特定の取引日の取引がリストされます。次に次グループおよび前グループをクリックすると、それ以前または以降の日付の取引が表示されます。

調整丸め訂正
作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000) 詳細セッションを開始します。このセッションを使用して訂正取引を作成できます。

詳細については、調整の訂正または修正取引を作成するにはを参照してください。

承認済/未承認合計の計算
表示された調整グループの合計ボックスで合計額を計算します。

別の調整グループを表示して合計額を確認する場合は、承認済/未承認合計の計算を再度クリックします。

非受入転記のみ表示
未承認の調整データの取引のみを表示します。
位置ソート基準の有効化/無効化
ヘッダの調整取引の選択基準として、ソート位置フィールドを表示または非表示にします。

表示メニューでビジネスオブジェクト別に取引をソートする選択をした場合は、このコマンドを使用できます。

取引発生元
選択された取引の作業管理のデータを表示します。
統合取引
統合取引 (tfgld4582m000) セッションを開始します。このセッションで、選択した取引の対応する統合取引を表示できます。
評価入力の表示
再度作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000) を開始して、選択した取引の対応する借方/貸方の調整取引を表示できます。
調整訂正
作業管理 - 財務調整 (tfgld4595m000) 詳細セッションを開始します。このセッションを使用して訂正取引を作成できます。
調整開始残高のメンテナンス
調整開始残高 (tfgld4195m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、選択された開始残高取引の金額またはその他の詳細を変更できます。

詳細については、調整の訂正を参照してください。

調整開始残高の作成
調整開始残高 (tfgld4195m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、選択された取引の開始残高を作成できます。

詳細については、調整の訂正を参照してください。

調整データの出力
調整データの出力 (tfgld4495m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、調整データの各種タイプのレポートを出力できます。
調整要素をビューに追加
調整取引のヘッダに対する選択基準として、次の調整要素を追加します (存在する場合)。

表示メニューで調整要素別に取引をソートすることを選択した場合は、このコマンドを使用できます。

調整要素をビューから削除
最も高い番号を持つ調整要素を調整取引のソート基準から削除します。

表示メニューで調整要素別に取引をソートすることを選択した場合は、このコマンドを使用できます。

伝票ライン番号ソート基準の有効/無効
ヘッダの調整取引の選択基準として、ラインフィールドを表示または非表示にします。

表示メニューで会計伝票別に取引をソートする選択をした場合は、このコマンドを使用できます。