販売オーダライン構成要素の実際納入売上原価 (tdsls4169m000)

セッションの目的:実際の納入売上原価を、構成要素納入別および原価構成要素別に表示します。

 

販売オーダ
通常はオーダの入力時に、それぞれの新規顧客オーダに割り当てられた一意の管理番号。販売オーダ番号は、オーダ約定、基準生産、原価計算、請求などでしばしば使用されます。受注生産製品の場合、販売オーダ番号は、終了作業によりスケジュールされた管理番号となり、完成品部品番号にもなります。
位置 
オーダラインの位置番号
連番
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
構成要素連番
状況
構成要素実際納入連番
実際納入ラインの識別番号
消費連番
品目
構成要素の品目コード
納入数量
販売単位または在庫単位で表され、販売先取引先に納入される商品の数量
実際納期
商品が納入された日付
消費数量
販売オーダライン品目の納入のために、使用が予想される、またはすでに使用された数量

オリジナル納入が挿入されると、消費数量は納入数量に等しくなります。完成した販売オーダライン品目を作成するために、納入数量の一部が使用されると、LN によりこのフィールドが更新されます。

消費日付
完成した販売オーダライン品目を作成するために、このライン上の納入数量が使用された日付
原価構成要素
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • 材料費
  • 作業費
  • 材料費付加費用
  • 作業費付加費用
  • 仕掛品振替費用
  • 一般費用
注意

組立管理 (ASC) を使用する場合、一般費用タイプの原価構成要素は使用できません。

売上原価
製品の製造、作成、または販売で会社に発生する費用です。製品化にかかる費用のほか、原材料の購買価格も含まれます。
売上原価
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
売上原価 (オリジナル取引)
オリジナル取引の売上原価
注意

これは履歴金額であり、中間輸送口座の逆転記に使用します。

関連トピック

オリジナル通貨
売上原価 (オリジナル取引)の表示通貨
処理済
このチェックボックスがオンの場合、構成要素の出荷に基づいて、このラインで出荷の処理が処理済になっており、販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000) セッションの実際納入情報が更新済です。

 

販売オーダライン構成要素の実際納入の出力
販売オーダライン構成要素の実際納入の出力 (tdsls4466m000) セッションを開始します。