優先順位を使用するには

優先順位の機能は、同じ品目を納入する各取引先に一定の評価を追加するために使用します。特定の品目をオーダすると、このオーダは最も優先順位の高い取引先に割り当てられます。

最小または最大オーダ数量が指定された取引先がある場合、これらの数量も考慮されます。

優先順位に従うと、取引先の最大発注量が割当オーダ数量よりも少ない場合があります。この場合、オーダの残りの数量は次の優先順位の取引先に割り当てられます。

優先順位に従うと、取引先の最小オーダ数量が割り当てられたオーダ数量よりも多い場合があります。この場合、次に優先順位が高い取引先にオーダが発注されます。

この例では、オーダされる品目の数量は 1000 です。

-優先順位 *品目 **数量 ***品目 ****
発注先 17001000700 (最大)700
発注先 28000000400 (最小)000
発注先 39000000500 (最大)300

 

* 0 (= 最高優先順位) から 999 (= 最低優先順位) のスケールで示される取引先の優先順位評価

** 優先順位に従って割り当てられる品目の数量

*** 最小または最大オーダ数量

**** オーダ数量制限が定義されている場合に割り当てられる品目の数量

この例では、1000 品目を必要とし、取引先 1 に 700 品目がオーダされています。取引先 2 は優先順位で 2 番目です。ただし、取引先 2 の最小オーダ数量が 400 であるのに対して、必要な数量は 300 です。この結果、残りの 300 品目は取引先 3 にオーダされます。