追加コスト - 出荷基準

	追加コスト - 出荷基準出荷基準の追加コストは販売出荷または出荷ラインについて計算されます。出荷 (ライン) の確認後、出荷 (ライン) に基づいて販売コストオーダが生成されます。出荷発生元の販売コストオーダには、1 つの出荷 (ライン) についてすべての追加コストが含まれています。注意複数の販売オーダラインまたは販売スケジュールラインは 1 つの出荷にリンクできます。出荷にリンクされた販売出荷コストオーダおよびオーダ/スケジュールラインは、共通の出荷 ID になります。この ID に基づいて、完了した出荷を顧客に請求できます。関連するオーダ/スケジュールラインと販売出荷コストオーダは、まとめて請求に発行できます。出荷基準追加コスト - 手順出荷基準の追加コストの手順では次のステップが実行されます。ステップ 1. 販売出荷コストオーダの生成出荷 (ライン) で有効な追加コストラインのある追加コストセットが検出された場合、出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションで出荷依存および品目依存の追加コストが個別の出荷ラインとして出荷に追加されます。追加出荷原価ラインは、初めに倉庫管理で生成されます。出荷が確認されると、販売オーダ (tdsls4100m000) セッションで出荷発生元がある販売オーダが生成されます。以下はこれらの販売オーダに適用されます。販売オーダタイプとオーダシリーズは販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの出荷コストオーダタイプフィールドと出荷コストオーダシリーズフィールドから取得されます。販売オーダ (tdsls4100m000) セッションの出荷フィールドにはこれらのオーダが自動的に入力されます。この販売オーダに表示できるのは、原価品目とサービス品目のみです。生成された販売オーダラインの追加コストラインチェックボックスはオンになります。追加コスト金額は金額フィールドに表示され、販売オーダラインの価格フィールドは空です。販売納入 (tdsls4101m200) 活動が実行されるまでは金額を変更することができます。この後、納入後の価格および値引の変更 (tdsls4122m000) セッションまたは販売請求書ラインの価格および値引の変更 (tdsls4132m000) セッションで納入済額を変更できます。ステップ 2. 販売出荷コストオーダの承認販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの出荷基準コストオーダの自動承認チェックボックスによって、販売出荷コストオーダをどのように承認する必要があるかが決まります。ステップ 3. 追加コストライン品目の出庫品目 - 販売 (tdisa0501m000) セッションの倉庫に発行チェックボックスの値に基づいて、原価品目の出庫は倉庫管理または販売で実行されます。そのため、販売オーダラインに関して販売オーダの倉庫管理への発行 (tdsls4246m000) または販売納入 (tdsls4101m200) 活動のいずれかを実行する必要があります。販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) の前に販売納入 (tdsls4101m200) が実行されていない場合、販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) セッションの実行中は、活動が実行に設定されます。そのため、販売納入 (tdsls4101m200) を実行することは任意です。ステップ 4. 販売出荷コストオーダの請求への発行出荷にリンクされた販売出荷コストオーダおよびオーダ/スケジュールラインには、共通の出荷 ID が付いています。この ID に基づいて、完了した出荷を顧客に請求できます。販売オーダ/スケジュールの請求への発行 (tdsls4247m000) セッションで出荷チェックボックスをオンにすると、出荷にリンクされた販売出荷コストオーダとオーダ/スケジュールラインが請求にまとめて発行されます。販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの追加原価ラインを請求に自動発行フィールドによって、販売出荷コストオーダをどのように請求に発行する必要があるかが決まります。出荷 ID は、次のセッションで表示できます。販売出荷コストオーダ販売オーダ (tdsls4100m000) 販売出荷コストオーダラインリンクオーダラインデータ (tdsls4102s200) 販売オーダライン販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000) 販売スケジュールライン販売スケジュール実際納入ライン (tdsls3140m000) ステップ 5. 追加コストラインの処理販売オーダと販売スケジュールは、納入済販売オーダの処理 (tdsls4223m000) セッションおよび納入済販売スケジュールの処理 (tdsls3223m000) セッションで追加コストラインと一緒に処理されます。追加コスト計算 - 出荷ライン基準出荷ライン基準の追加コストは販売オーダラインまたは販売スケジュールラインについて計算されます。在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの出荷の追加コストを計算チェックボックスがオンの場合のみ、出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションで追加コストを計算オプションを表示できます。次の場合、このオプションは無効です。出荷ラインの条項が確認済である。同じオーダラインにリンクされたその他の出荷ラインも考慮されます。販売先取引先 (tccom4110s000) セッションで追加コスト計算方法フィールドがヘッダ基準に設定されている。オーダの追加コストが計算されており (販売先取引先 (tccom4110s000) セッションの追加コストを計算フィールドがオーダに設定されている)、関連するオーダが販売オーダである。出荷ラインが原価ラインである。関連する追加コストラインは発生元の出荷ラインに自動的にはリンクされません。出荷 - ライン (whinh4131m000) セッションのラインの原価フィールドを使用して、出荷ラインにリンクされた追加コストラインを表示できます。追加コストを削除した場合、オリジナルの出荷ラインの追加コスト状況を修正済にリセットする必要があります。出荷の確認確認済出荷ラインで、追加コストラインの状況が未計算の場合は、追加コストが計算されます。状況が修正済の場合は、LN によって追加コストを再計算するか、または再計算をスキップするかが確認されます。追加コストの再計算後、出荷 (whinh4130m000) セッションの追加コストフィールドは計算済に設定されます。出荷の構成関連する追加コストラインは、出荷の構成 (whinh4231m000) セッションで選択されたオプションに従って処理する必要があります。ライン分割オプションの場合、発生元の出荷ラインは修正済にリセットされ、追加コストラインは削除されます。発生元ラインの確認中に、追加コストが再計算されます。この場合、出荷へ移動、出荷ラインの検索、および同様のオプションが出荷構造の構成 (whinh4140m100) セッションで使用され、発生元出荷ラインの追加コストは新しい出荷ラインに移動されます。梱包票の出力梱包票の出力 (whinh4475m000) セッションおよび納品書の出力 (whinh4477m000) セッションでは、ヘッダ基準の追加コストが最初のラインとして出力されます。ライン基準の追加コストはリンクされた出荷ラインの下に出力されます。出荷/出荷ラインの追加コストの計算出荷/出荷ラインの追加コストの計算は、販売先取引先 (tccom4110s000) セッションの追加コスト計算方法フィールドの値に基づきます。在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションの出荷の追加コストを計算チェックボックスがオンの場合、追加コストは販売オーダと販売スケジュールについて計算されます。出荷の場合、追加コスト計算方法はヘッダ基準にする必要があり、出荷ラインの場合はライン基準にする必要があります。出荷が取引先宛ての場合の計算手順: 最初に、関連する販売オーダについて、取引先 (および/または品目) のコストセットを使用して追加コストが計算されます。販売先取引先 (tccom4110s000) セッションで追加コスト計算方法がヘッダ基準の場合、追加コストラインは出荷ごとの合計に基づき、発生元出荷ラインへのリンクは保存されません。追加コスト計算方法がライン基準の場合は、追加コストは発生元オーダラインごとに計算され、発生元出荷ラインへのリンクは保存されます。関連する販売スケジュールについて、取引先 (および/または品目) のコストセットを使用して追加コストが計算されます。この計算は、追加コスト計算方法がヘッダ基準の場合に実行されます。追加コストラインは出荷ごとの合計に基づき、発生元出荷へのリンクは保存されません。関連する販売スケジュールについて、契約のコストセットのライン基準追加コストが計算されます。この計算は、常に、追加コスト計算方法とは無関係です。生成された追加コストラインは発生元オーダラインにリンクされます。コストを計算する前に、すべての出荷ラインの数量を追加できます。これは、オーダラインごとの出荷ラインが多い在庫のシリアルに適用できます。関連トピック追加コスト - 概要追加コスト – 設定倉庫管理での追加コスト出荷 (whinh4130m000) 出荷 - ライン (whinh4131m000)