CRM – テキストエディタ

レターまたは選択式を作成する場合、テキストエディタを使用してレターの実際のレイアウトを指定したり、式を指定したりできます。

注意
テキストエディタの使用

レターまたは選択式のレイアウトは、ごく単純にすることも、非常に複雑にすることもできます。次のデータを含めることができます。

  • 通常のテキスト
    たとえば、「...に感激しています」 などです。ö や é などの特殊文字を使用することはできますが、太字、下線、各種フォントなどの出力効果を使用することはできません。
  • テーブルフィールド
    tccom100.nama (取引先の名前) など、CRM のテーブル (tdsmi0182m000) セッションで記録されたすべてのテーブルフィールドを使用できます。
  • 属性
    属性 (tdsmi0550m000) セッションで記録されたすべての属性を使用できます。詳細は、次の情報を参照してください: CRM – テキストエディタの属性
  • 事前定義変数
    たとえば、@today (現在の日付を示す) などです。詳細は、次の情報を参照してください: CRM – テキストエディタの事前定義変数

テーブルフィールドや属性は、入力するのではなく、ズームして選択することをお勧めします。選択した方が間違いが少なくなるためです。テキストエディタのオプションメニューで、ズームセッションを開始をクリックして必要なテーブルフィールドまたは属性を取得します。

注意

パイプ ( | ) 記号の後に入力したテキストは、プログラミングコードとしては使用されず、ユーザに対する追加情報としてのみ使用されます。

テキストエディタの演算子

テキストエディタでは、算術演算子、論理演算子、または関係演算子を使用できます。

算術演算子
*乗算
/除算
+加算
-減算
¥除算後の剰余
&リンク文字列 (英数字配列)

 

論理演算子
OR
AND
NOT (否定)

 

関係演算子
=等しい
<>等しくない
>より大きい
<より小さい
>=以上
<=以下

 

テキストエディタの関数

テキストエディタでは次の関数を使用できます。

  • 算術
  • 三角
  • 対数
  • 文字列
  • 日付
算術関数
round (X,Y,Z)

X の端数修正した値を求めます。

Y は、小数点以下の桁数です。

Z は丸め方法です (0 = 切捨て、1 = 四捨五入、2 = 切上げ)

-
val (A)文字列 A の数値を求めます。val ("8.7") = 8.7
abs (X)X の絶対値を計算します。abs (-10.3) = 10.3
int (X)X の整数値を求めます。int (11.6) = 11
pow (X, Y)X を Y の指数にします。pow (10.2) = 100
sqrt (X)X の平方根を求めます。sqrt (16) = 4
min (X, Y)X と Y の最小値を求めます。min (6, 10) = 6
max (X, Y)X と Y の最大値を求めます。max (6, 10) = 10
pi円周率 pi の定数 (3.1415926)-

 

三角関数
sin (X), cos (X), tan (X)X の正弦、余弦、または正接を求めます。
asin (X), acos (X), atan (X)X の逆正弦、逆余弦、または逆正接を求めます。
hsin (X), hcos (X), htan (X)X の双曲正弦、双曲余弦、または双曲正接を求めます。

 

対数関数
exp (X)e を X の指数にします。
log (X)e を基準に X の自然対数を求めます。
log10 (X)指数 10 を基準に X の対数値を求めます。

 

文字列関数
edit (X,Y)数値 X の形式を形式 Y にします。edit (10.3, "ZZZ9V,99") = " 10,30"
str (X)数値を文字列に配置します。str (10.3) = "10.3"
len (X)文字列 X の長さを求めます。len ("abc") = 3
strip (X)最後の文字の後にあるスペースを削除します。strip ("A ") = "A"
pos (X,Y)文字列 X における文字列 Y の、左からの位置を求めます。-
rpos (X,Y)文字列 X における文字列 Y の、右からの位置を求めます。-

 

日付関数
date ()現在の日付を求めます。-
date (YYYY, MM, DD)指定された年 (YYYY)、月 (MM)、および日 (DD) に従って日付を求めます。date (2008, 5, 1) = 1 May 2008