販売スケジュールの改訂

販売スケジュール改訂番号は、販売スケジュールの改訂を一意に識別するために使用されます。それらは、取引先によって送付された販売スケジュールの更新を示しています。

注意

非参照販売スケジュールの改訂番号が自動的に使用されます。参照出荷スケジュールと連続出荷スケジュールの場合、スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションの参照出荷スケジュール用のスケジュール改訂チェックボックスと連続出荷スケジュールのスケジュール改訂チェックボックスによって、改訂番号を使用するかどうかが決まります。

次の特徴の特定の組合せについて作成された最初の販売スケジュールは、販売スケジュール改訂番号 1 になります。

  • 販売先取引先
  • 出荷先取引先
  • 品目
  • 販売オフィス
  • 請求先取引先
  • 回収先取引先
  • スケジュールタイプ
  • 参照スケジュール
  • 契約
  • 契約位置
  • 契約オフィス
  • 顧客オーダ (販売契約パラメータ (tdsls0100s300) セッションで顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスがオンになっており、販売契約 (tdsls3500m000) セッションの偏差のある顧客オーダへのアクションブロックに設定されている場合)

これらの特徴について新しい販売スケジュールを受信すると、販売スケジュール改訂が作成されて改訂番号は 2 になります。その後も同様に改訂番号が割り当てられます。

連続出荷スケジュールの場合、特定の発行のすべての発行ラインで品目、販売オフィス、出荷先取引先、および顧客オーダ番号が同一の場合にだけ、新しいスケジュール改訂が作成されます。

新規販売スケジュール改訂が承認されると、以前の販売スケジュール改訂およびその所要量は無効になり、この販売スケジュール改訂が置換されます。古い販売スケジュール改訂にリンクされた販売スケジュールラインに交換済状況を割り当てられるかどうかは、スケジュールラインの現在の状況とリンクされた出庫オーダラインの存在によって決まります。

許可されている交換

販売スケジュール改訂が交換される場合、関連する販売スケジュールラインの状況が作成済調整済、または承認済であれば、販売スケジュールラインの状況は交換済に変更されます。

注意

販売スケジュールラインがすでに承認処理で承認されていると、スケジュールラインが次の場合、承認処理の結果は取り消されます。

  • 承認済状況の場合
  • オーダ生成済状況で、スケジュールラインの出庫処理がまだ開始されていない場合
許可されていない交換

販売スケジュール改訂が交換され、リンクされた販売スケジュールラインの状況が納入済請求への発行、または請求済であれば、これらの販売スケジュールラインに対する販売スケジュール処理は処理済状況になるまで終了する必要があります。

つまり、これらのスケジュールラインの処理が長く続く場合、その改訂は全体としては無効ですが、これらの処理は前の改訂で継続する必要があります。

制限のある交換

販売スケジュールラインが倉庫管理に発行された場合、関連するオーダラインによって販売スケジュールラインを交換できるかどうかが決まります。

倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションの出庫処理タブで、いつまで出庫オーダラインの更新、取消、および削除が許可されるかを指定できます。

販売スケジュール状況

交換する販売スケジュールの状況は、次のように販売スケジュールラインの状況によって決まります。

  • 販売スケジュールラインのいずれかの状況が処理済または交換済でない場合、販売スケジュールの状況は交換処理中になります。
  • すべての販売スケジュールラインの状況が処理済または交換済の場合、販売スケジュールの状況は交換済になります。
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