参照販売スケジュール
参照販売スケジュールに関して、スケジュール所要量が (出荷) 参照に基づいて通信されます。
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参照は、特定の所要量を識別するために使用します。その所要量は、取引先が組立ラインの特定のラインステーションで特定の順番に要求するものです。
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出荷参照は、出荷の識別に使用されます。ピックアップシートを使用している場合は、出荷参照で、リンクされた販売スケジュールラインのピックアップシートも識別できます。
参照販売スケジュールを受領した場合、販売スケジュール (tdsls3111m000) セッションの参照スケジュールチェックボックスがオンになります。
マスタデータ
参照スケジュールを使用するには、次のマスタデータの設定が必要です。
販売契約パラメータ (tdsls0100s300) セッションのスケジュールに契約を使用チェックボックスの値によりマスタデータを取得するセッションが決定されます。
注意
販売契約パラメータ (tdsls0100s300) セッションでスケジュールに契約を使用チェックボックスがオンの場合、次を適用できます。
参照出荷スケジュール
参照出荷スケジュールの更新を受信した場合、スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションの参照出荷スケジュール用のスケジュール改訂チェックボックスで更新の処理方法を決定します。
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このチェックボックスがオンの場合、新しい販売スケジュール改訂番号が作成されます。
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このチェックボックスがオフの場合、販売スケジュールが更新されます。更新を追跡するため、販売スケジュールラインの更新は改訂として販売発行ライン詳細 (tdsls3515m000) セッションに保存されます (スケジュールラインがマニュアルで指定または更新されていない限り)。このセッションの適切なメニューから、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションを開始し、販売発行ライン詳細レコードが参照する販売スケジュールラインを表示できます。
注意
- 販売スケジュールラインは、参照ごとに 1 つ作成できます。
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出荷参照ごとに、販売スケジュールラインが複数存在できます。
ピックアップシート
ピックアップシートの
出荷スケジュールタイプの参照販売スケジュールが作成された場合、次の情報が入力されます。
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販売スケジュール (tdsls3111m000) セッションのピックアップシートにリンクチェックボックスがオンになります。
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ピックアップシート (tdsls3107m100) セッションで、取引先、運送業者、および参照データを含むピックアップシートヘッダ情報が入力されます。
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ピックアップシート (tdsls3107m200) セッションで、品目、数量、および日付データを含むピックアップシートライン情報が入力されます。ピックアップシートラインは販売スケジュールラインを参照します。このため、ピックアップシートラインをダブルクリックすると、販売スケジュールライン (tdsls3107m000) セッションが開始されます。
詳細は、次の情報を参照してください:
ピックアップシート
連続出荷スケジュール
連続出荷スケジュールの更新を受信した場合、スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションの連続出荷スケジュールのスケジュール改訂チェックボックスで更新の処理方法を決定します。
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このチェックボックスがオンの場合、新しい販売スケジュール改訂番号が作成されます。
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このチェックボックスがオフの場合、販売スケジュールが更新されます。更新を追跡するために、販売スケジュールラインの更新は改訂として連続出荷情報 (tdsls3517m000) セッションに保存されます。
連続出荷スケジュールタイプの参照販売スケジュールラインが作成された場合、次の情報が入力されます。
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連続出荷情報 (tdsls3517m000) セッションの連続出荷情報によって、出荷先取引先が特定のラインステーションの組立ラインで品目を必要とする順番についての情報が通知されます
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倉庫管理に発行後の出荷順序 (whinh4520m000) セッションの連続出荷の詳細このセッションでは、各参照の出荷順序データを表示できます。商品は、このセッションで指定されている順番で出荷する必要があります。出荷順序情報の最後の改訂のみ表示されます。
販売スケジュールラインごとに出荷順序詳細ラインが 1 つずつ作成されます。出荷順序詳細の詳細は、販売スケジュールと倉庫を参照してください。
参照販売スケジュールの詳細
参照販売スケジュールは、マニュアルまたは自動で承認できます。詳細は、次の情報を参照してください:
販売スケジュールの承認