非利用性を定義するには

このトピックでは、カレンダーでの資源に対する一時的な非利用性の定義について説明します。

次のいずれかのセッションを使用します。

  • 周期的な非利用性

    国民の祝日などの周期的な非利用性については、周期 (tcccp0143m000) セッションで周期を定義します。カレンダー周期 (tcccp0144m000) セッションでこの周期を適用可能なカレンダーおよび利用性タイプに追加し、使用不能期間について利用可能チェックボックスをオフにします。

    カレンダー周期により、カレンダーに周期的な例外を定義することと、使用不能時間の日次、週次、月次、または年次の時間スケジュールを設定することを 1 回のアクションで行うことができます。

  • すべての利用性タイプに対する使用不能期間
    職場旅行のような偶発的な使用不能期間を定義するには、カレンダー使用不能期間 (tcccp0119m000) セッションを使用します。ここで定義したものは、すべての利用性タイプに適用されます。
  • 特定の利用性タイプに対する使用不能期間

    特定の一日について非利用性を定義するには、次の手順を実行します。

    1. カレンダー作業時間 (tcccp0120m000) セッションを開始します。
    2. 適用可能なカレンダーと利用性タイプを探し、目的の日の作業時間タイプについて利用可能チェックボックスをオフにします。
  • 1 日のうちの特定の時間に対する非利用性
    1 日のうちの特定の時間が使用不能であることを示すには、カレンダー周期 (tcccp0144m000) セッションまたはカレンダー作業時間 (tcccp0120m000) セッションを使用して、利用可能な時間間隔を指定します。それ以外の時間はすべて使用不能とみなされます。使用不能な時間間隔を直接指定することはできません。

カレンダー使用不能期間 (tcccp0119m000) セッションまたはカレンダー周期 (tcccp0144m000) セッションで使用不能期間を定義した場合は、カレンダー作業時間 (tcccp0120m000) セッションでカレンダーの更新をクリックします。

注意
  • 非利用性は、必ず 1 日を通して適用されます。カレンダー作業時間 (tcccp0120m000) セッションで特定の一日について複数の時間間隔が含まれ、同じ日に利用可能チェックボックスがオフになっている時間間隔とオンになっている時間間隔がある場合、1 日を通して使用不能になります。
  • 特定の日を使用不能にするカレンダー周期であっても、親カレンダーでのその日の利用性にはまったく影響はありません。

非利用性に関して特別な利用性タイプを定義しても便利とはいえません。なぜなら、LN では、カレンダー作業時間 (tcccp0120m000) セッションのカレンダーにある作業時間および能力データのメンテナンスおよび更新には、利用できない利用性タイプは使用されないからです。