カレンダーおよび期間モジュールで定義したデータは、次の LN パッケージおよびモジュールで使用します。
調達では、資材発行のスケジュール出庫日および出荷スケジュールに関してパターンが使用されます。詳細については、購買スケジュール処理の概要を参照してください。
調達では、倉庫、購買元取引先、出荷元取引先、および品目にリンクされた納入パターンとしてもパターンが使用されます。詳細については、計画納入日時の使用を参照してください。
企業計画では、固定納入パターンとしてパターンを使用します。販売業者管理在庫 (VMI) 状況では、条件モジュールで該当するパターンを指定できます。詳細については、企業計画での固定納入を参照してください。
共通情報の企業モデル管理モジュールで、会社のカレンダ (会社カレンダ) と企業単位を定義できます。
従業員管理モジュールでは、従業員のチームにカレンダーをリンクできます。従業員管理パッケージの時間および経費モジュールでは、この情報を使用して、カレンダーラインからデフォルトの時間数を取得します。
共通情報では、取引先と住所にカレンダーをリンクできます。調達および販売では、商品転送の計画時にこの情報が使用されます。
製造では、ワークセンタにカレンダーをリンクできます。ワークセンタの作業時間により、利用可能な製造能力が決まります。
倉庫管理では、倉庫にカレンダーをリンクできます。
サービスでは、カレンダーを使用して、クラスタがいつサービスに利用可能であるかを指定するとともに、サービスアクティビティを行うためにいつサービス部署が利用可能かを定義します。
それぞれのカレンダーに 1 つまたは複数の利用性タイプがあります。通常、各パッケージについて、そのパッケージに適用するカレンダーの利用性タイプを指定できます。
サービスでは、各サービスタイプに個別の利用性タイプを割り当てることができます。ここで、それぞれの利用性タイプは、各アクティビティについての従業員の利用可能時間を示します。
企業計画では、シナリオに利用性タイプを割り当てることができます。これによって、製造能力の低下または増強をシミュレートできます。
販売の手数料およびリベートモジュールでは、販売担当者および販売業者の手数料と顧客のリベートの算出に期間が使用されます。
調達では、購買スケジュールに期間が使用されます。
調達および販売の統計モジュールでは、統計分析に期間が使用されます。
製造の繰返生産モジュールでは、期間を使用して、繰返生産過程を編成します。
プロジェクトのプロジェクト進捗モジュールでは、期間を使用して、原価管理期間を定義します。
従業員管理では、予算編成および時間会計に期間を使用します。
財務会計では、カレンダーおよび期間を使用しません。財務会計では、会計期間の定義に固有のエンティティを使用します。
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