標準カレンダーを定義するには

標準カレンダーで、各曜日の作業時間を定義できます。標準カレンダーは、カレンダーの派生構造において最上位の親カレンダーです。LN では、標準カレンダーは、カレンダーの週単位のテンプレートとして使用されます。

標準カレンダーを表示およびメンテナンスするには、標準カレンダー (tcccp0140m000) セッションを使用します。

標準カレンダーのプロパティ

標準カレンダーに期限はありません。LN では、標準カレンダーの設定は、限定的なカレンダーの時間枠に入らない期間のデフォルト値として使用されます。

標準カレンダーでは、利用性タイプごとに作業時間を変えることができます。つまり、利用性タイプは別バージョンの標準カレンダーと考えることができます。

週の各曜日には、利用性タイプと作業時間タイプの組合せを個別に定義できます。

注意

複数会社構造の会社間でカレンダーテーブルを共有する場合、週の最初の曜日はすべての会社で同一にする必要があります。たとえば、ある会社では週の最初の曜日を日曜日と定義していて、別の会社ではこれを月曜日と定義している場合は、これらのカレンダーを共有できません。

前提条件

標準カレンダーを定義するには、あらかじめ利用性タイプを定義しておく必要があります。詳細については、利用性タイプを参照してください。

作業時間タイプを定義することをお勧めします。作業時間タイプによって、カレンダーにデフォルトのデータが提供されます。

手順

標準カレンダーを定義するには、標準カレンダー (tcccp0140m000) セッションを使用します。

通常のカレンダーの場合と同様、次のカレンダーデータを指定する必要があります。

  • 作業時間タイプ。作業時間タイプによって、デフォルトのデータを取得します。
  • 作業時間 (開始時間と終了時間)
  • 生産能力。詳細については、生産能力を参照してください。
  • 効率係数。詳細については、効率係数を参照してください。
  • 超過時間インジケータ