カレンダーおよび期間の概要

このトピックでは、カレンダーおよび期間モジュールの概要を示します。

カレンダーおよび期間モジュールでは、LN パッケージ全体で使用されるカレンダーおよび時間パターンを定義できます。

コンセプト

カレンダーおよび期間モジュールでは、次のタイプのデータを定義でき、LN のその他の部分で使用することができます。

このコンセプトそれぞれについて、次の表で説明します。

コンセプト記述

周期

周期は、「隔週の月曜日と金曜日」、「毎月 27 日」、「毎年 1 月 1 日」 など、日付の繰り返しパターンです。

周期は、パターンやカレンダーを構築するために使用されます。

従業員管理パッケージの割当で周期を使用できます。

パターン

パターンは、アクティビティを行う日、曜日、時間を定義するための体系です。パターンは、周期、例外、時刻の組合せを使用して定義します。

オーダ管理パッケージおよび企業計画パッケージでは、パターンを使用して、納入時、出荷時、および固定納入パターンが定義されます。

カレンダー

カレンダーは、広い範囲の日付に渡って作業時間または開始時間を定義するものです。また、効率性や生産能力に関連するデータもカレンダーに記録できます。

カレンダーを使用して、従業員ワークセンタ倉庫の作業時間を定義したり、納入計画に必要となる取引先の作業日および作業時間に関する情報を定義します。

期間

期間は、一年が週、月、四半期などの定期的な間隔に分割するものです、

特にオーダ管理パッケージおよびプロジェクトパッケージにおいて、統計、財務会計、時間会計、計画、原価管理などの目的に使用されます。

 

依存関係

このモジュールの構造をわかりやすくするため、コンセプト間の依存関係の一部を下記で説明します。

次の略図において、外向きの矢印はカレンダーおよび期間外で利用可能な情報です。
カレンダーおよび期間内の関係略図
カレンダーおよび期間内の関係略図
データを使用するには

このモジュールで定義したデータの使用の詳細については、CCP とその他のモジュール間の関係を参照してください。

外部スケジュールパッケージとの統合については、外部スケジュールパッケージとのカレンダーの統合を参照してください。

データを設定するには

このモジュールでのデータの設定の詳細については、次のトピックを参照してください。