税金プロバイダによる税金の計算および登録

売上税は、税額はオーダラインおよび請求書ラインレベルで計算されます。

税金プロバイダを使用する場合、税金プロバイダは税額を計算し、計算済税額を LN に移動し、総勘定元帳に転記して取引先のオーダ残高を更新します。LN では、税金コードのみを使用して、税金の転記データを決定します。

税金プロバイダのレジスタ

税金プロバイダは税額を計算し、その税額を他のデータと同様に税金プロバイダのレジスタに格納します。このデータを使用して、税額を追跡し、レポートできます。税金登録には、次のタイプの情報が含まれています。

  • 取引タイプ
  • 伝票番号または請求書番号
  • 請求書日付
  • 税管轄区域に付与される税額
税額の登録

税金プロバイダは、以下の取引を税金プロバイダレジスタに自動的に更新します。

  • 請求で生成された最終請求書
  • ファイナライズ済取引の場合、売掛金モジュールのマニュアル作成された請求書
注意

マニュアル作成された仕訳などのその他の会計取引は、税金プロバイダ計算ユーティリティ (tctax6212m000) セッションを使用して、税額を計算し税金プロバイダのレジスタを更新する必要があります。

税額の計算

税金プロバイダを使用する場合、税金プロバイダは、LN で作成されたいくつかの取引および税金を計算します。税額はラインごとに計算されます。

最も重要な取引および文書は、以下のものです。

  • 販売請求書
  • 購買契約
  • 購買オーダ
  • 購買請求書
  • プロジェクトの入札
  • 販売見積、オーダ、および契約
  • サービス契約および契約見積
  • サービスオーダ

税金プロバイダは、以下から適用可能な税額を計算します。

  • 税管轄区域
  • 課税可能金額
  • オーダタイプ (販売やサービスなど)
  • 販売または購買される製品タイプ
注意

請求および売掛金モジュールで作成された販売請求書以外の取引および文書については、税金プロバイダは税額を計算しますが、税金プロバイダのレジスタを更新しません。

税管轄区域の決定

税金プロバイダは、以下から各オーダに対する税管轄区域を決定します。

  • 出荷元住所
  • 出荷先住所
  • オーダ引受地点