品目 - 一般デフォルト (tcibd0502m000)

セッションの目的: 品目グループに指定できる、デフォルトの一般品目データをリストします。デフォルトの品目データは、Item - General Defaults (tcibd0102s000) 詳細セッションで表示、入力、および変更できます。

 

品目タイプ
デフォルト値が適用される品目タイプ
品目グループ
デフォルトを適用する品目グループ
デフォルト供給ソース
品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションのデフォルト供給ソースフィールドのデフォルト値
構成可能
このチェックボックスがオンの場合、その品目は構成可能品目です。
注意
  • デフォルト供給ソース組立に設定された製造品目の場合と一般品目の場合、デフォルトでこのチェックボックスはオンに設定された状態で無効になります。
  • 購買スケジュールの使用チェックボックスがオンに設定された購買品目の場合は、このチェックボックスをオンにすることができます。
品目タイプ仕様
タイプが購買またはリストの品目の詳細

品目タイプが購買の場合は、品目を工具として指定できます。

品目タイプがリストの場合は、品目を次のいずれかに指定することができます。

購買スケジュールの使用
このチェックボックスがオンの場合、 購買スケジュールに従って、品目のオーダが発行されます。

一般タイプの品目およびカスタマイズ品目については、このチェックボックスをオンにできません。

このチェックボックスを変更したときに、品目 - オーダ処理 (tcibd2500m000) セッションまたは品目 - オーダ処理デフォルト (tcibd2501m000) セッションで品目のオーダデータが定義済の場合は、品目オーダデータでオーダシステムを再定義する必要があります。

スケジュールタイプ
購買スケジュールタイプ

購買スケジュールの使用チェックボックスをオフにした場合、このフィールドは適用なしに設定されます。

外注
このチェックボックスがオンの場合、品目の製作処理全体が外注されます。
部分組立品
このチェックボックスがオンの場合、品目は部分組立品です。
単位セット
この品目タイプと品目グループの品目に対するデフォルトの単位セット
棚卸単位
この品目タイプと品目グループの品目に対するデフォルトの棚卸単位
重量単位
この品目タイプと品目グループの品目に対するデフォルトの重量単位。イントラスタット申告では、品目の重量を重量単位で示します。
重量
この品目タイプと品目グループの品目に対する、重量単位で表されたデフォルトの重量。この情報は、イントラスタット申告で必要です。
改訂管理
このチェックボックスがオンの場合、品目には改訂があります。

関連トピック

ロット管理
このチェックボックスがオンの場合、品目をロットに割り当てる必要があります。

関連トピック

シリアル番号
このチェックボックスがオンの場合、品目のオカレンスはシリアル番号付品目です。シリアル番号は、マスクで生成されるか、マニュアルで入力できます。
注意

白抜き表示になっているためにこのチェックボックスをオンにできない場合は、シリアル番号付品目の棚卸単位の丸め係数が間違っている可能性があります。単位 (tcmcs0101m000) セッションで丸め係数を 1.0 に設定する必要があります。

有効化構成完成品
このチェックボックスがオンの場合、品目に有効化コードを生成できます。
  • 有効化コードシリーズを定義したら、品目 - 有効化コードシリーズ (tcuef0101m000) セッションで品目に有効化コードを生成できます。
  • 販売オーダライン、販売見積ライン、または販売契約ラインで有効化構成品目を挿入すると、有効化コードが自動生成されます。この場合は、有効化構成パラメータ (tcuef0500m000) セッションの需要入力時に有効化コードを生成チェックボックスもオンにする必要があります。

このチェックボックスがオンで、変更不能になっている場合は、有効化コードがすでにこの品目にリンクされており、これ以上チェックボックスの設定は変更できません。完成品とその有効化コードは、有効化コード (tcuef0502m000) セッションで表示されます。

このチェックボックスがオフの場合、品目に対して有効化コードを自動的に生成できませんが、マニュアルで有効化コードを販売オーダラインまたは見積オーダラインの品目にリンクできます。たとえば、品目が予備部品である場合、その予備部品を使用している品目の有効化コードを販売オーダラインに挿入できます。

関連トピック

有効化構成供給
企業計画のオーダ計画の場合は、親品目の構成要素に対する需要を計算します。有効化コードが親品目に割り当てられている場合、親品目の構成要素を親品目の有効化コードで指定する必要があるかどうかを選択できます。

このチェックボックスがオンの場合、親品目の有効化コードは構成要素品目に関連付けられます。したがって、複数の有効化構成親品目が同じ構成要素品目を使用している場合、その構成要素品目に対して複数のオーダが生成され、それぞれのオーダに固有の有効化コードが与えられます。

このチェックボックスがオフの場合、親品目の有効化コードは構成要素品目に関連付けられません。これは、親品目の有効化コードが品目構造の下位部分で重要ではない場合に役立ちます。たとえば、各構成要素が 100 種類の有効化コードで要求された場合、オーダが 100 件生成されるのではなく、標準構成に対する需要 100 件を含む供給オーダが 1 つだけ生成されます。

注意

このチェックボックスがオンの場合、 有効化コード交換可能チェックボックスは常にオンで、変更不能になります。このため、有効化コードに関係なく、需要は有効在庫と照合されます。

品目 C は、A と B の 2 つの有効化構成完成品目で使用される購買品目です。1 つの完成品 (品目 A) の有効化コードは 15 で、もう 1 つの完成品 (品目 B) の有効化コードは 16 です。

品目 C について有効化構成供給チェックボックスがオンになっている場合、品目 A および B の製造時に品目 C の需要が要求されると、品目 C について 2 つの購買オーダが作成されます。1 つは有効化コード 15 の購買オーダで、もう 1 つは有効化コード 16 の購買オーダです。

品目 C について有効化構成供給チェックボックスがオフになっている場合、購買オーダが 1 つだけ作成され、品目 C が 2 つ発注されます。有効化コードは 0 (ゼロ)です。

関連トピック

有効化コード交換可能
このチェックボックスがオンの場合、有効化構成品目はさまざまな有効化コード間で交換可能です。
資材
品目を構成する資材。このフィールドは参考情報としてのみ使用します。
標準
品目の製造または購買に使用する業界標準。たとえば、NEN3140 や ISO9000 などがあります。このフィールドは参考情報としてのみ使用します。
サイズ
品目のデフォルトサイズ。このフィールドは参考情報としてのみ使用します。
変更管理可能
品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションのCHM Controlフィールドのデフォルト値
変更オーダ別発効日
品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションのEffectivity Dates by COフィールドのデフォルト値
複数の変更オーダ使用可能
品目 - 一般 (tcibd0501m000) セッションのMultiple COsフィールドのデフォルト値
製品タイプ
ソート基準および選択基準として使用される、ユーザ定義可能な品目グループデータ。製品タイプは、製造を目的に同類の特徴で品目を分類することを意図しています。
製品クラス
同じ製品ライン内の複数の品目グループを識別するためにユーザが定義できる、品目グループデータ。製品分類は、主にレポートの選択基準として使用されます。
製品ライン
同一メーカが製造した製品の製品グループは類似していますが、サイズ、外形、色などの細部では異なっています。ユーザ定義可能な品目グループデータは、主にレポートの品目選択基準として使用されます。
構成グループ
製造元
品目のデフォルトの製造元
生産国
その品目の製造元の国

このフィールドはイントラスタット申告で使用されます。

選択コード
ユーザ定義可能な品目グループデータ。選択コードを使用して、色、直径、製品有効期限などで品目を選択することができます。
注意

選択コードは情報としての用途にのみ使用されます。

テクニカルコーディネータ
ある品目の製造元に関連する技術的な品目仕様と要件のメンテナンスを担当する従業員。この従業員は、危険資材およびその資材のリスク分類に関する情報を倉庫管理でメンテナンスする作業も担当します。
商品コード
EU (欧州連合) 加盟国における商品の輸出入に関する統計データを収集し、レポートを生成するために品目のグループを識別するコード。レポート生成権限により商品コードが決定されます。

関連トピック

品目シグナル
シグナルがリンクしている品目を入力または選択したときに表示される警告メッセージ。品目シグナルを使用して、品目の出庫または請求をブロックすることもできます。

取引先シグナル

シグナルにリンクしている取引先を選択したときに表示される警告メッセージ

EAN コード
品目を登録するために使用するデフォルトのバーコード
原価構成要素
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • 材料費
  • 作業費
  • 材料費付加費用
  • 作業費付加費用
  • 仕掛品振替費用
  • 一般費用
注意

組立管理 (ASC) を使用する場合、一般費用タイプの原価構成要素は使用できません。

原価タイプはプロジェクトまたはサービスで使用されるため、原価構成要素は適用なしまたは材料費タイプでなければなりません。

注意

リスト品目には、原価構成要素はありません。

備考
...
プロジェクトペグの継承
このチェックボックスがオンの場合、依存する構成品目に主品目のプロジェクトペグが継承されます。
注意

導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングパラメータがオンです。

必須プロジェクトペグ
このチェックボックスがオンの場合、品目を必ずプロジェクトにペギングする必要があります。

このチェックボックスがオンの場合、次のセッションで在庫バッファが 0 になっている必要があります。

  • 品目 - オーダ処理 (tcibd2100s000)
  • 品目 - オーダ処理デフォルト (tcibd2101s000)
  • 倉庫 - 品目 (whwmd2110s000)
注意

導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングパラメータがオンです。

需要ペギング
このチェックボックスがオンの場合、その品目で需要ペギングが有効になります。その品目に関する販売オーダとサービスオーダに、ペギング供給を行うためのペグを設定できます。
注意
  • 品目タイプが製造または購買であるか、品目タイプ仕様がキットである必要があります。
  • このチェックボックスが表示されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで需要ぺギングチェックボックスがオンに設定されている場合だけです。

関連トピック

需要ぺギングタイプ
需要と供給の照合に使用される仕様属性を決定する、ペグのタイプを指定します。
注意
  • 照合処理の需要側と供給側が、同一の需要ぺギングタイプに基づいている必要があります。
  • このチェックボックスが表示されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで需要ぺギングチェックボックスがオンに設定されている場合だけです。

指定可能な値

需要ペギングタイプ

関連トピック

未引当在庫の使用
このチェックボックスがオンの場合、未引当在庫を引き当て、需要オーダに応じるために使用することができます。まず引当済在庫が使用され、その後未引当在庫が使用されます。

このチェックボックスがオフの場合、引当済在庫だけを使用できます。

注意

このチェックボックスが表示されるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで需要ぺギングチェックボックスがオンに設定されている場合だけです。

クリティカル安全品目
このチェックボックスがオンの場合、その品目はクリティカル安全品目です。
注意

安全品目の場合は購買担当の要求に基づき、Odette 輸送ラベルや国際輸送ラベル (GTL) などのバーコードラベルに、管理記号 (円の内側に逆三角形が描かれた記号) が印刷されることがあります。

購買データ (PUR)
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの購買データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 購買デフォルト (tdipu0102m000) セッションを開始します。

販売データ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの販売データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 販売デフォルト (tdisa0102s000) セッションを開始します。

製造データ (IPD)
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの製造データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 製造デフォルト (tiipd0102m000) セッションを開始します。

オーダデータ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトのオーダデータが存在します。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - オーダ処理デフォルト (tcibd2101s000) セッションを開始します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

品目サービスデータ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトのサービスデータが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - サービスデフォルト (tsmdm2105m000) セッションを開始します。

プロジェクトデータ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトのプロジェクトデータが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - プロジェクトデフォルト (tppdm0106s000) セッションを開始します。

品目原価計算データ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの原価計算データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 原価計算デフォルト (ticpr0108m000) セッションを開始します。

倉庫データ (WMD)
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの倉庫データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4101s000) セッションを開始します。

計画データ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの計画データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 計画デフォルト (cprpd1110m000) セッションを開始します。

輸送データ
このチェックボックスがオンの場合、デフォルトの輸送データが存在します。

デフォルトの品目データを一時的に使用しない場合には、このチェックボックスをオフにします。このため、データを削除して再度定義しなくても、デフォルトの品目データを使用するのか使用しないのかを選択できます。

データをメンテナンスまたは表示するには、該当するボタンをクリックして品目 - 輸送のデフォルト (fmfmd1101m000) セッションを開始します。