企業計画のオーダ計画の場合は、親品目の構成要素に対する需要を計算します。有効化コードが親品目に割り当てられている場合、親品目の構成要素を親品目の有効化コードで指定する必要があるかどうかを選択できます。
このチェックボックスがオンの場合、親品目の有効化コードは構成要素品目に関連付けられます。したがって、複数の有効化構成親品目が同じ構成要素品目を使用している場合、その構成要素品目に対して複数のオーダが生成され、それぞれのオーダに固有の有効化コードが与えられます。
このチェックボックスがオフの場合、親品目の有効化コードは構成要素品目に関連付けられません。これは、親品目の有効化コードが品目構造の下位部分で重要ではない場合に役立ちます。たとえば、各構成要素が 100 種類の有効化コードで要求された場合、オーダが 100 件生成されるのではなく、標準構成に対する需要 100 件を含む供給オーダが 1 つだけ生成されます。
注意
- このチェックボックスをオンにできるのは、ロット管理チェックボックスがオンの場合だけです。これは、有効化コードを在庫に記録した場合、コード情報が品目のロット番号とリンクされるためです。在庫はロットレベルで管理され、ロット内にコードが記録されます。このため、有効化構成供給チェックボックスがオンの場合に限り、ロット管理チェックボックスをオンにできます。ロット管理でない品目については、たとえ特定の有効化コードに対して需要があっても、在庫内ではコード 0 (ゼロ) として記録されます。
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このチェックボックスがオフの場合、
有効化コード交換可能チェックボックスは常にオンで、変更不能になります。このため、有効化コードに関係なく、需要は有効在庫と照合されます。
例
品目 C は、A と B の 2 つの有効化構成完成品目で使用される購買品目です。1 つの完成品 (品目 A) の有効化コードは 15 で、もう 1 つの完成品 (品目 B) の有効化コードは 16 です。
品目 C について有効化構成供給チェックボックスがオンになっている場合、品目 A および B の製造時に品目 C の需要が要求されると、品目 C について 2 つの購買オーダが作成されます。1 つは有効化コード 15 の購買オーダで、もう 1 つは有効化コード 16 の購買オーダです。
品目 C について有効化構成供給チェックボックスがオフになっている場合、購買オーダが 1 つだけ作成され、品目 C が 2 つ発注されます。有効化コードは 0 (ゼロ)です。