販売先取引先 (tccom4510m000)

セッションの目的: 販売先取引先を表示します。販売先取引先 (tccom4110s000) 詳細セッションでは、販売先取引先を入力したりメンテナンスしたりすることができます。

レコードをダブルクリックするか、新規ボタンをクリックすると、販売先取引先 (tccom4110s000) セッションが開始されます。

注意

このセッションはさまざまなビューで表示できます。ビューを変更すると、LN により、このセッションのタイトルバー、カラム順序、およびビューフィールド数が変更されます。表示メニューのソート基準をクリックして、次を基準に販売先取引先をソートするように設定できます。

  • 取引先
  • 検索キー、取引先
  • 住所、取引先
  • 内部販売担当、取引先
  • 外部販売担当、取引先

 

販売先取引先
一般的には顧客の購買部署。つまり、企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者を意味します。

販売先取引先との合意には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
状況
取引先に対して実行するアクションを示します。この状況は、有効無効、または見込客のいずれかです。

たとえば、状況が見込客の取引先に対しては販売オーダを入力できません。また、状況が無効の取引先に対しては製品を出荷できません。

取引先に未決済販売オーダあるいは未決済請求書がある場合は、状況を有効から見込客に変更できません。

指定可能な値

取引先の状況

関連トピック

都市
販売先取引先が所在する都市
販売先取引先が所在する国
電話番号
販売先取引先の電話番号
内部販売担当
販売先取引先との窓口を担当する会社の従業員
外部販売担当者
販売先取引先を主に訪問する会社の従業員
検索キー
取引先を検索するための検索キー

LN により、取引先名の最初の 16 文字がこのフィールドに自動的に入力されます。これらの文字はすべて大文字に変換されます。

作成日
取引先が定義された日付および時間
住所コード
販売先取引先の住所
親取引先
分散型の取引先組織内で、複数の取引先に異なる役割をリンクする親取引先

ある会社の複数の支店をそれぞれ別個の取引先として定義する場合は、これらの取引先をすべて同じ親取引先にリンクさせる必要があります。

郵便番号
販売先取引先の郵便番号
州/地方
販売先取引先が所在する州または地方
番地
販売先取引先の番地
FAX
販売先取引先のファックス番号
Web サイト
販売先取引先の Web サイト
開始日
この状況が有効になる日付と時間

このフィールドに入力しない場合、状況は直ちに有効になります。

関連トピック

終了日
取引先の状況の有効期日と時間

このフィールドに入力しない場合、状況は続行されます。

関連トピック

言語
取引先宛の文書に用いられる言語。この言語を用いた文書が使用できない場合は、会社の言語を用いた文書が使用されます。
地域
販売先取引先が設立されている地域
販売地域
販売先取引先がリンクされている販売地域
業種
販売先取引先の業種。販売統計のソート基準として使用されます。
取引先シグナル
ここでシグナルを選択しておくと、LN セッションで取引先コードを入力する際にシグナルメッセージが表示されます。
取引先タイプ
類似の特徴 (EU の加盟国や特定の関税規則の対象など) を持つ取引先をグループ化する方法
注意

取引先タイプは、取引先役割または財務取引先グループと同じではありません。

統計更新の取引先
LN によってオーダ管理の統計が現在の取引先の取引で更新される取引先

たとえば、親取引先を入力できます。このフィールドが空の場合、LN では、現在の取引先の統計が更新されます。

関連トピック

カレンダー
取引先のカレンダー
窓口
取引先のデフォルトの窓口
対処時間
取引先との間で合意された対処時間

サービスでは、対処時間フィールドおよび優先順位フィールドのデータを使用して、取引先のコールの緊急性が計算されます。

関連トピック

優先順位
取引先に割り当てられたサービスの優先順位

サービスでは、対処時間フィールドおよび優先順位フィールドのデータを使用して、取引先のコールの緊急性が計算されます。

注意

販売先取引先 (tccom4110s000) セッションの出荷タブで販売管理と倉庫管理の優先順位を指定します。

関連トピック

レート換算基準
LN において取引通貨から各国通貨および報告通貨への換算に用いる為替レートの決定方法

関連トピック

販売価格リスト
価格または値引あるいはその両方の合意を取引先へリンクするために用いる 価格リスト
直送用価格リスト
取引先へ直送する場合に使用する 価格リスト。オーダラインが直送であるとき、これらの合意が LN で参照されます。
オーダ値引
販売オーダに適用される、取引先のデフォルトのオーダ値引割合
上限マージン
実際販売価格が原価を上回ってもよい割合

総マージンを使用することで、上限マージンと下限マージンによる売上のモニタが可能になります。

上限マージンと下限マージンの指定は、マージン管理パラメータ (tdsls0120m000) セッションで次の中から最低 1 つのパラメータを選択する場合のみ有効になります。

  • 警告
  • ログ
  • ブロック
下限マージン
実際販売価格が原価を下回ってもよい割合

総マージンを使用することで、上限マージンと下限マージンによる売上のモニタが可能になります。

上限マージンと下限マージンの指定は、マージン管理パラメータ (tdsls0120m000) セッションで次の中から最低 1 つのパラメータを選択する場合のみ有効になります。

  • 警告
  • ログ
  • ブロック
価格/割引別取引先
価格および値引の適用対象となる取引先。ここで選択する取引先との間で合意された条件に基づき、販売先取引先の販売オーダに対して価格と値引を設定します。

このフィールドに入力しない場合、販売オーダに対して指定された販売先取引先との間で合意された価格と値引を使用します。

注意

この取引先は、このセッションで定義された販売先取引先と同じ親取引先を持っていなければなりません。

追加コストの計算
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先の追加コストを計算できます。

関連トピック

追加コストを計算
販売先取引先に対する販売オーダ手続きまたは出荷手続きの際に追加コストを計算するかどうかを指定します。
注意

出荷は、在庫処理パラメータ (whinh0100m000) セッションで出荷の追加コストを計算チェックボックスをオンにした場合にのみ選択できます。

指定可能な値

追加コストを計算

関連トピック

追加コスト計算方法
販売先取引先に対する追加コスト計算の基準レベルを指定します。

指定可能な値

追加コスト計算方法

関連トピック

販売促進に対応
このチェックボックスがオンの場合、取引先は販売促進の対象として適格です。

販促 (tdpcg0140m000) セッションで、販売促進を定義できます。

販売促進を自動適用チェックボックスがオンの場合、販売促進が自動的に適用されます。

販売促進を自動適用
このチェックボックスがオンの場合、 販売促進に対応チェックボックスをオンにすると、販売オーダ販促データリンク (tdsls4536m000) セッションで販売促進が販売先取引先に自動的に適用されます。
販売オフィス
販売先取引先への販売を担当する販売オフィス
注意

取引先が別の販売オフィスにオーダを依頼すると、LN から警告が出されます。

販売オーダタイプ
販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションのデフォルトの販売オーダタイプ

このフィールドを未入力のままにすると、LN により、販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000) セッションからデフォルトのオーダタイプが取得されます。

弊社発注先番号
取引先が自社に適用する ID またはコード
リストグループ
この取引先にリスト品目を販売するときに、リスト品目構成要素の検索に使用されるリストグループ
代替リストグループを使用
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先用の販売オーダラインを登録する際に、その取引先にリンクされているリストグループとその他のリストグループからリスト品目を選択できます。
チャネル
取引先に割り当てられたチャネル。このチャネルによって、取引先向け商品の有効在庫数量が決定されます。

関連トピック

EDI オーダ変更の対応
オーダ変更の際に取引先に送られる電子データ交換 (EDI) メッセージのタイプ

ネットワーク別取引先 EDI データ (ecedi0528m000) セッションで EDI の設定をしなかった取引先に対しては、適用なしを選択します。

例外別の確認
このチェックボックスがオンの場合、販売承認コードを割り当てる新規および変更済の販売オーダラインだけが販売オーダ承認に出力されます。

これにより、販売オーダラインに加えられた変更のうちのどれを販売オーダ承認に出力するかを管理できます。特別な場合にのみ、販売オーダ承認の出力に販売先取引先を含めることができます。たとえば、納期、品目あるいは価格を変更した場合です。

このチェックボックスをオフにすると、承認コードに関係なく、すべてのオーダラインが販売オーダ承認に出力されます。

確認の使用
このチェックボックスがオンの場合、発注先による販売数量の確認が必要です。そのため、販売オーダの承認または販売スケジュールの倉庫管理への発行前に、オーダ確認日の入力が必要です。
注意

このフィールドは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで確認の使用 (販売) チェックボックスがオンに設定されている場合にのみ、表示されます。

自己請求
このチェックボックスがオンの場合、 自己請求が取引先に適用されます。

関連トピック

出荷規則
販売先取引先に対するデフォルトの出荷制約。販売オーダラインを入力する場合には、この値を使用することも、別の出荷制約を入力することもできます。

指定可能な値

有効値

顧客優先順位
販売先取引先への出荷の優先順位。優先順位は、販売管理および倉庫管理で使用されます。

小さい数字ほど優先順位が高くなります。大きい数字ほど優先順位が低くなります。

受渡条件
取引先との間で合意された受渡条件

関連トピック

権利移動地点
取引先用に使用されるデフォルトの権利移動地点

関連トピック

返品の受渡条件
返品オーダの場合の商品の受渡に関して取引先との間で合意された受渡条件
出荷先取引先
販売先取引先に供給される商品の納入先となるデフォルトの出荷先取引先
スケジュール数量タイプ
発注先に通知される数量タイプ
販売スケジュール発行の自動処理
このチェックボックスがオンの場合、 販売発行が、この販売先取引先に対する販売スケジュールに、自動的に変換されます。

このチェックボックスがオフの場合、販売発行を、販売発行の処理 (tdsls3208m000) セッションで販売スケジュールに変換する必要があります。販売発行は、販売スケジュールに変換される前に更新できます。

関連トピック

複数代替品目の出荷可能
このチェックボックスがオンの場合、販売先取引先はオーダ済品目および代替品目を 1 回の出荷で受領します。

たとえば、オーダ済品目の供給可能数量が不十分な場合は、供給可能数量のオーダ済品目のほかに、オーダ数量を満たすのに必要な追加数量の代替品目も出荷内容に含めることができます。

請求先取引先
この販売先取引先から受け取る販売オーダに関連する請求書の送信先となる請求先取引先
注意

次のどちらかの条件に当てはまらなければなりません。

  • 販売先取引先と請求先取引先が、同じ親取引先を持っている
  • 販売先取引先が、請求先取引先の親である
輸送に対する請求取引先
このチェックボックスがオンの場合、取引先に売上商品の輸送費を課金します。
従業員数
取引先に勤務している従業員の数
歳入
販売先取引先の年間収益
歳入
歳入の単位として使用される通貨
業種コード
政府当局が規定したコードリストに基づく業種別に取引先が分類されるコード。このコードを使用すると、担当地域の管理とキャンペーンのために顧客を分類することができます。業種コードシステムの例: SIC (標準産業分類) や NAICS (北米産業分類システム)
所有権
所有権の定義 (個人、公共、投資会社など)
評価
販売先取引先に与えられた評価