オーダ固有検査 (qmptc0150m000)

セッションの目的: 発生元オーダのオーダ固有検査オーダを表示します。検査オーダはマスタデータをもとにしていますが、このセッションでは、マスタデータは特殊な品目に対してカスタマイズすることができます。このカスタマイズされたデータはマスタデータの変更によって影響を受けません。

詳細セッションでは、発生元オーダのオーダ固有検査オーダを追加または修正することができます。

適切なメニューからオーダラインを選択した場合、各検査オーダの検査オーダラインを表示およびメンテナンスすることができます。

 

発生元
検査オーダが関係する統合モジュールまたは統合パッケージ
発生元オーダ
検査オーダが適用されるオーダラインの番号。これは、販売オーダラインまたは購買オーダラインの位置であるか、見積資材の位置です。
作業
品目を製造するために連続的に実行される工順の一連のステップの 1 つ

次のデータは、工順作業時に収集されます。

  • タスク。切断など
  • タスクを実行するために使用される機械 (オプション)。切断機など
  • タスクが実行される箇所 (ワークセンタ)。木工作業など
  • タスクの実行に必要な従業員数

このデータはオーダリードタイムの計算や製造オーダの計画、原価計算に使用されます。

品質検査は、この作業の最中または作業後に行う必要があります。

棚卸単位
在庫が記録される単位
品目
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具を指します。

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
検査順序
オーダの連番。それぞれ、1 つまたはそれ以上のサンプルが特徴をテストするために作られます。
標準テスト手順
品目の品質要件の確認に必要なデータがリンクしているコード。同じ品質標準についてテストを行う必要のある製品グループに対して同一の標準テスト手順を使用できるため、標準テスト手順を使用すると時間を大幅に節約することができます。
バージョン
標準テスト手順のバージョン番号。標準テスト手順を修正した場合、新しいバージョン番号が割り当てられます。
テストグループ
オーダ数量をテストするためのサンプルの取得頻度、およびサンプルサイズの定義
テストタイプ
オーダ数量からのサンプル取得方法の仕様。
単位
頻度を表す単位
頻度
頻度単位で示される 2 つのサンプル間の間隔

説明: 次の例では、1 つの新規サンプルについて、100 個ごとに 10 個が抽出されます。この例では、10 個で構成されるサンプル数は 11 となります。

サンプル10 個
頻度100 個
オーダ数量1150 個

 

割合
オーダ数量の割合で表されたサンプルサイズ
サンプル単位
サンプルを表す単位

サンプルサイズが割合で表されている場合、品目の棚卸単位が使用されます。

注意

サンプル単位と、品目の棚卸単位は同じである必要はありません。ただし、同じでない場合は変換係数が正しくなければなりません。

サンプルサイズ
サンプルサイズの単位で表される、テスト対象のオーダ数量から抽出されたサンプル数量の合計。サンプル数量の合計は、固定数量として、またはオーダ数量や回数のどちらかの比率として入力できます (テストタイプとして 「連続サンプリング」 を選択した場合)。
合格品質基準
品目数量を承認するときに不合格でもいいテストサンプルの最大割合。たとえば、指定した合格品質基準 (AQL) が 20% の場合、品目数量は不合格数量が 20% 以下の場合にだけ承認されます。

関連トピック

 

ライン
オーダ固有検査ライン (qmptc0151m000) セッションを開始します。