テストの組合せ

セッションの目的: 品質組合せを定義します。品質組合せは、一般に次の 3 つで構成されます。

  • 検査の発生元となるモジュール
  • 組合せに適用される品目または品質グループ
  • 組合せに適用される品質 ID

1 つの品質 ID を、複数の品質組合せに使用することができます。

注意

アルゴリズムでは、アルゴリズムの変数を表すすべての特徴はアルゴリズムと同じテストグループに入れられる必要があります。そうしないと品質 ID に対してアルゴリズムが生成されません。

[標準テスト手順の確認] オプションでは、以下の事項も確認します。

  • 品目にシリアル番号が付いているかどうか。
  • 品質グループ内の品目にシリアル番号が付いているかどうか。

上述の条件が満たされている場合、関連付けられた標準テスト手順のテスト数量が 1 より大きいかが確認されます。品目またはテストグループ内の品目が 1 より大きいテスト数量に関連付けられている場合、次のような警告メッセージが表示されます。

  • 品目 (品目コード) にシリアル番号が付けられていて、テスト数量が 1 より大きくなっています。このデータは、テスト数量内のすべてのシリアル番号付品目に適用されます。

 

発生元
検査オーダが関係する統合モジュールまたは統合パッケージ

品質検査はモジュールまたはパッケージ内で実行されます。このフィールドは、導入モジュールまたは LN のパッケージの 1 つを選択するために使用します。

指定可能な値

検査の発生元

注意

導入モジュールおよびパッケージは品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションでメンテナンスすることができます。

組合せ設定
品質グループ
類似の品質特徴を持つ品目グループ。品質グループに対して定義したデータは、その品質グループのすべての品目に対するデフォルトとして使用します。
品質グループ
特定の品質検査が要求される品質グループとその中のすべての品目
品目
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具を指します。

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注意
  • 標準品目は品目コードで表されます。
  • セグメント品目は、プロジェクトコードセグメントと品目ベースセグメント (カスタマイズ品目の品目コード) から構成されています。構成できる品目のセグメントは品目コードセグメント (tcibd0500m000) セッションで定義されます。
注意

品目 (このセッションで定義される) の品質組合せは、品目が属する品質グループの品質組合せよりも優先されます。

品目記述
品目記述が表示されます。
取引先
取引先の名前と ID が表示されます。
設計品目改訂
設計品目 (E 品目) または改訂管理品目のバージョンまたは改訂バージョン。設計品目の複数の改訂が存在する可能性があります。
注意

注意: 指定した設計品目改訂のサンプリングルールとテストの組合せを定義できます。

関連トピック

説明
コードの記述または名前
有効化コード
識別のために完成品にリンクされ、標準完成品からの偏差を表す可能性があるコード。有効化コードを製造品目と購買品目にリンクできます。
注意

指定された有効化コードのサンプリングルールとテストの組合せを定義できます。

関連トピック

説明
コードの記述または名前
検査設定
QM 推奨のみ
このフィールドは検査結果で何を行うことができるかを示すために使用されます。このチェックボックスがオンの場合、検査結果は推奨です。これらの結果を上書きすることができます。このチェックボックスがオフの場合、検査結果は必須です。これらの結果は上書きできません。この場合、破壊試験を使用することはできません。
注意

このフィールドは、品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションの QM推奨のみフィールドの値より優先されます。

検査のブロック方法
ブロック方法は、検査を行うために製造、購買または販売を停止またはコントロールする方法に関連しています。
注意

QM 推奨のみチェックボックスがオフになっている場合、このフィールドは使用できません。

標準テスト手順
メンテナンスする必要がある標準テスト手順のコード。
説明
コードの記述または名前
テキスト
テキスト
品質組合せに関するテキストが表示されます。
工順
検査が必要かどうか決定する工順組合せ。工順は、品目の検査が必須の場合にだけ指定されます。
工順
コードの記述または名前
作業
工順作業。作業は、品目の検査が必須の場合にだけ指定されます。
タスク
作業中に実行されるタスク
タスク
この作業に対してタスクが 1 つだけの場合、このフィールドに値を入力できません。
開始倉庫
品目の移動元の倉庫
終了倉庫
品目の移動先の倉庫
サブ品目記述
サブ品目記述が表示されます。
適合レポート
このチェックボックスがオンの場合、検査オーダの [適合レポート] フィールドが有効になります。作成した検査オーダが文書チェックに使用されます。
注意

このチェックボックスがオンの場合、標準テスト手順の指定はオプションです。

標準テスト手順
品目の品質要件の確認に必要なデータがリンクしているコード。同じ品質標準についてテストを行う必要のある製品グループに対して同一の標準テスト手順を使用できるため、標準テスト手順を使用すると時間を大幅に節約することができます。
記述
コードの記述または名前
シリアル別検査
このチェックボックスがオンの場合、工順が発生元のシリアル別に、シリアル番号付品目の検査 (在庫内および在庫外) が実行されます。このチェックボックスがオンの場合、シリアル番号付品目の検査が匿名で実行されます。
注意

このフィールドは、発生元が工順で、かつQM 推奨のみデフォルトがオフの場合にのみ有効です。

 

テストの組合せの出力
出力オプションが表示されます。[テストの組合せの出力] をクリックすると、[テストの組合せ] が出力されます。
標準テスト手順の確認
標準テスト手順の確認に使用されるオプションが表示されます。