パレートチャートを作成するには

パレートチャートは、不適合の最も大きな原因となっているため、改善が必要な品目の特徴を特定するために使用されます。

このチャートをプロットするには、品目または品目/発注先、検査ソース、様相/特徴、関連する期間の組合せを選択する必要があります。このチャートは、実際の検査結果にのみ基づきます。

例:

[...]

合計割合は 100 パーセントではありません。例 不合格の数がすべて同じ 3 つの特徴は、33 パーセントの 3 倍になります。しかし、1 つの結果を 34 パーセントに丸めることはできません。

パレートチャートデータ
[...]

データは、特徴別不合格統計 (qmptc1545m000) に保存されます。次のルールに基づいてデータを変更/作成できます。

  • オーダ検査の推奨不合格数量がある場合のみ、レコードを作成/更新します。
  • 不合格数量全体を作成/更新します。検査オーダラインの結果の特徴が不合格になると、合計オーダ数量が不合格数量として見なされます。

次の例は、データが特徴別不合格統計 (qmptc1545m000) セッションに入力される方法を示しています。

バッチバッチ数量不合格数量特徴サンプルサンプル良品サンプル不良品パレート分析
110001000C1107375% (3/4)
C2101000% (0/4)
C3109125% (1/4)
210000C1101000% (0/1)
C21081100% (1/1)
C310500% (0/1)
合計20002000C12017360% (3/5)
C22018120% (1/5)
C32014120% (1/5)
400060495

 

  • バッチ 1 の結果: C1 - 75%、C3 - 25%、C2 - 0% (バッチ 1 不合格)
  • バッチ 2 の結果: C2 - 100%、C1 - 0%、C3 - 0% (バッチ 2 承認)
  • 品目 (期間内の合計) の結果: C1 - 60%、C2 - 20%、C3 - 20% (両方のバッチの合計)
オーダ検査品目推奨承認数量推奨不合格数量
ORD001Item0011000
ORD002Item0020100
ORD003Item0038020

 

検査オーダとラインデータは次のとおりです。

オーダ検査検査オーダライン番号様相/特徴結果
ORD001INS00110承認
ORD001INS00220重量承認
ORD002INS00310承認
ORD002INS00420重量不合格
ORD003INS00510承認
ORD003INS00620重量不合格

 

注意

オーダ検査 ORD003 の承認および不合格数量が入力されると、標準テスト手順オプションを連続または 100 パーセントに設定できます。

次の不合格統計が生成されます。

品目様相/特徴不合格累計
Item002重量100
Item003重量20

 

注意

item001 の統計は生成されません。この品目には不合格数量がないためです。