オブジェクトマスク

オブジェクトマスクにより、一意のオブジェクト識別子を、自動的にかつ一定の形式で生成することができます。ERP 管理者はオブジェクトマスク構成を設定して、組織が使用する形式で識別子を生成します。

マスクは特定のオブジェクトに対してのみ設定可能で、オブジェクトによっては複数のマスク構成を設定できます。複数のマスク構成を設定できるオブジェクトに対しては、少なくとも 1 種類のマスク構成を設定する必要があります。新規オブジェクトを作成する場合、マスク構成が定義されていないと、最初のデフォルトマスク構成が使用されます。たとえば、さまざまなマスク構成を設定して、さまざまな文書タイプに対する文書 ID を生成できます。

オブジェクトによってはオブジェクトマスクを設定する必要があり、またシステムをインストールした際に初期システムデータにデフォルトマスクが含まれているオブジェクトもあります。ERP 管理者は、デフォルトマスクが供給されていない場合、デフォルトマスクを指定するか、既存のデフォルトマスクを変更することができます。