文書

文書には物理的ファイルやハードコピーが含まれています。ハードコピーは、文書改訂に添付できます。文書にハードコピーが添付されていない場合は、その文書は論理エンティティであり、他の文書のグループ化に使用します。

ライブラリを使用して、文書の分類ができます。文書は、文書 ID と文書タイプで識別されます。異なる文書タイプの 2 つの文書が、同じ文書 ID を持つことも可能です。システム構成に基づいて、文書 ID はマスクによって自動的に、またはユーザの指定により生成されます。システム構成で定義されたユーザ権限により、さまざまなタイプのユーザが文書や改訂システム上で実行できるアクションが決まります。改訂を管理するシステムは、文書タイプと文書 ID の組合せを使用します。

新規文書を作成すると、最初の文書改訂が自動的に作成されます。文書改訂により、ユーザはその文書のライフサイクル全体での文書の処理が可能になります。文書が文書ライフサイクルを完了すると、その文書は保管システムに保存され、該当の権限により承認されます。

文書ライフサイクルには、次の 2 つのタイプがあります。

  • 標準ライフサイクル: 文書は送出され承認された後、リリース可能になります。この標準手続きは、設計文書の場合によく使用されます。レビュー担当者で構成される文書管理担当グループを使用して、文書のレビューと承認を系統的に行います。
  • 迅速リリースライフサイクル: 簡易文書には、迅速リリースライフサイクルを適用します。それらの文書は、取扱品目 (LOB) などの非設計文書です。