ODM へのファイルのインポート (dmdoc7100m000)

セッションの目的: レガシファイルを LN ODM パッケージにインポートします。このセッションを使用して、次の操作を行います。

  • インポートファイルを単一文書にリンク
  • インポートファイルごとに異なる文書にリンク
  • インポートファイルを既存の 1 つの文書にリンク
  • 作成文書をサービスオーダ、購買オーダなどの ERP オブジェクトにリンク
  • インポートファイルを保管または作業エリアに直接コピー

リンクオブジェクトのインスタンス詳細タブ

リンクオブジェクトのインスタンス詳細タブには、ファイルのインポートタブのオブジェクトフィールドで選択したオブジェクトに基づくフィールドが表示されます。オブジェクトインスタンスを選択して文書にリンクすることができます。例: オブジェクト EITEM_REV (設計品目改訂) を選択した場合、[リンクオブジェクトのインスタンス詳細] タブに表示されるフィールドは、[設計品目] および [設計品目の改訂] です。

最初のフィールドに値を入力できます。矢印を使用して、値を選択します。無効になっている 2 番目以降のフィールドには、最初のフィールドで選択した値に基づいてデータが取り込まれます。

 

発効日
レコードを保存する日時。これは表示フィールドです。
注意

発効日フィールドが空のときのみインポートセッションを実行できます。

記述
コードの記述または名前
ローカルホスト
インポートするファイルが、インポートセッションを実行するコンピュータと同じマシン上に存在するときは、チェックボックスをオンにします。このチェックボックスがオンの場合、 ホスト名フィールドは無効です。このチェックボックスがオフの場合、 ファイルパスフィールドおよびファイル名フィールドの参照ボタンは無効です。
ホスト名
ホストとして定義されたコンピュータの名前。インポートされるファイルは、このソースコンピュータ上にあります。矢印をクリックして、ホスト (dmdoc5500m000) セッションからホストを選択します。
ホスト名
ネットワーク管理者によってコンピュータに割り当てられた名前。これは表示フィールドです。
ファイルパス
インポートするファイルが入ったディレクトリへのパス
注意

ローカルホストチェックボックスがオフの場合は、マニュアルでディレクトリへのパスを入力する必要があります。

注意

ファイルパスと作業エリアへのパスが同じ場合 (ソースディレクトリとターゲットディレクトリが同じ場合)、ファイルは ODM エンティティにのみリンクされ、元のディレクトリに残ります。

全ファイル
このチェックボックスがオンの場合、ディレクトリ内の使用可能なすべてのファイルがインポートされます。
ファイル名
インポートするファイルの名前
注意

ローカルホストチェックボックスがオフの場合、[参照] ボタンは無効です。

注意

ファイルの名前をマニュアルで入力する場合は、ファイル名を分ける区切り記号に / を使用する必要があります。

ファイル文書のリンクタイプ
インポートファイルと文書間のリンクのタイプ。有効値は次のとおりです。
  • 一対多: すべてのインポートファイルが単一文書にリンクされます。ファイルを既存の文書にリンクするには、文書 (dmdoc1510m000) セッションを使用します。
  • 一対一: インポートするために選択されたファイルごとに個別の文書にリンクされます。リンクタイプが一対一のときは、ユーザは文書を指定できません。システムは、インポートファイルがリンクされる文書 ID の名前を自動的に生成します。
ライブラリ
作成された文書がリンクされるライブラリ。矢印をクリックして、ライブラリ (dmsys0540m000) セッションからライブラリを選択します。選択したライブラリを使用して、ファイルが保管エリアにコピーされる場合の保管エリアを指定します。ファミリメンバーと数 (dmsys9113m000) セッションから 「保管エリア」 を選択できます。
注意

インポートファイルとリンクする文書として指定された既存の文書のライブラリが、ライブラリフィールドで指定されたライブラリと異なる場合、選択された文書のライブラリに優先順位が与えられます。ライブラリフィールドの値を変更する場合には、事前に確認のプロンプトが表示されます。

記述
コードの記述または名前
エリアタイプ
エリアのタイプを選択します。ファイルは、ユーザが選択するタイプのエリアにインポートされます。

次のオプションがあります。

  • 作業エリア: ファイルを修正するときは、「作業エリア」 にインポートする必要があります。
  • 保管エリア: 「保管エリア」 にインポートされたファイルへのアクセスは制限されます。「保管エリア」 にインポートされたファイルは修正できません。2 次 「保管エリア」 が指定されない場合、ファイルはライブラリにリンクされているデフォルトの 「保管エリア」 にインポートされます。
作業エリア
インポートファイルのコピー先の作業エリアの名前。作業エリアに保存されたファイルは修正できます。矢印をクリックして、エリア (dmdoc5120m000) セッションから作業エリアを選択します。
作業エリア
作業エリアへのパス。これは表示フィールドです。
文書タイプ
インポートファイルのリンク先の文書のタイプ。矢印をクリックして、文書タイプ (dmdoc2510m000) セッションから文書タイプを選択します。
注意

文書フィールドで選択した文書の文書タイプと、文書タイプフィールドで選択した値が類似している場合は、文書タイプフィールドが無効になります。

記述
コードの記述または名前
文書
文書の名前。矢印をクリックして、文書 (dmdoc1510m000) セッションから文書を選択します。
注意

インポートファイルにリンクするために選択された文書の文書タイプが文書タイプフィールドで指定された値と異なる場合、選択された文書の文書タイプが優先されます。文書タイプフィールドの値を変更する場合には、事前に確認のプロンプトが表示されます。

注意

インポートしたファイルのリンク先の文書は、簡易タイプでなければなりません。文書 (dmdoc1510m000) セッションで即時承認処理チェックボックスをオンにする必要があります。即時承認プロセスの中で、文書は直接リリースされます。

文書改訂
インポートファイルのリンク先として選択された文書の改訂。選択された文書に設計中改訂が 1 つだけある場合は、改訂 ID が文書改訂フィールドに表示されます。ユーザがマニュアルで改訂を入力し、文書について複数の 「設計中」 の改訂が存在する場合は、警告メッセージが表示されて、ユーザが特定の改訂を選択できるようにします。矢印をクリックして、文書改訂 (dmdoc1520m000) セッションから文書改訂を選択します。
注意

状況が設計中に設定されている文書改訂のみを選択できます。

オブジェクト
すべての選択された文書または作成された文書がオブジェクトにリンクされます。矢印をクリックして、オブジェクト (dmsys1511m000) セッションからオブジェクトを選択します。
注意

オブジェクト (dmsys1511m000) セッションで選択されたオブジェクトに関連するフィールドが、リンクオブジェクトのインスタンス詳細タブに表示されます。

記述
コードの記述または名前
エラーレポートを出力
このチェックボックスがオンの場合、エラーレポートが出力されます。
オブジェクトインスタンス
ファイルのインポートタブのオブジェクトフィールドのオブジェクトにリンクされたオブジェクトインスタンス
ソースオブジェクト ID
オブジェクトインスタンスにリンクされたエンティティのコード

 

表示
インポートするファイルが入ったディレクトリへのパスを選択できます。
表示
インポートするファイルを選択できます。
ファイルのインポート
レガシファイルの LN ODM パッケージへのインポートが開始されます。
リストに適用
指定のファイルの表示を再配置します。