マスタデータ管理

このトピックでは、Infor LN FP3 と Infor LN FP5 のマスタデータ管理モジュールについて、他の 「相違点」 トピックで取り上げていない相違点を説明します。

新機能および変更された機能
  • 引当管理

    新しい需要ペギングチェックボックスが一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションに追加されています。このチェックボックスがオンの場合、 LN によって、特定の需要の在庫が引き当てられます。また、品目仕様を使用して、在庫の需要と供給が一致されます。

  • デポ修理の PCS 品目

    デポ修理でプロジェクト管理システム (PCS) 品目を扱うため、新しいサービスオーダ/デポ修理オーダのプロジェクト構造の生成 (tsmdm2275m000) セッションが作成されました。

  • 操作性

    このセッションは、セッションからさまざまなパッケージへのデータの入力が容易になる複数テーブル機能をサポートしています。以前は、別のパッケージに属するデータは別のセッションで入力しました。現在は、別のパッケージのデータでも、任意のパッケージに属する 1 つのセッションから入力することができます。1 つの例として、「サービス部署」 に属するデータは、先に共通情報の部署 (tcmcs0565m000) セッションで入力してから、サービスのサービス部署 (tsmdm1100m000) セッションで入力する必要がありました。Infor LN FP5 以降では、「共通情報」 と 「サービス」 に関連するデータをサービス部署 (tsmdm1100m000) セッションで入力することができます。

    ただし、「サービス」 に関するデータをだけサービス部署 (tsmdm1100m000) セッションで入力することはできません。サービスのデータには、「共通情報」 のデータが付属している必要があります。しかし、共通情報のデータだけをサービス部署 (tsmdm1100m000) セッションで入力し、このデータに部署 (tcmcs0565m000) セッションでアクセスすることはできます。