オーダ計画の確認 (cprrp1200m000)

セッションの目的: 計画オーダを確認します。その結果、オーダ状況が計画または確定計画の計画オーダが、確認済のオーダ状況になります。確認済の計画オーダは実行レベルに転送できます。

次の計画実行中に、確認済オーダは移動されたり削除されたりせず、リードタイムや工順に変更があった場合に再計画および更新されるだけです。

企業計画オーダグループ選択を選択すると、オーダグループ全体について計画オーダまたは確定計画オーダを確認できます。

 

選択
実際シナリオ
総合的な計画解決策の識別

各シナリオは、1 つの総合的な計画解決策を表していて、品目計画および資源計画のための特定の設定が含まれています。シナリオを使用して、各種の計画オプションを分析および比較し、最適な計画解決策を見つけることができます。たとえば、需要予測やソーシング戦略の変更に利用できます。

シナリオの 1 つは、実際の計画状況に対応している実際のシナリオです。実際のシナリオから LN の実行レベルへ、計画オーダと製造計画を転送することのみが可能です。

確認
計画オーダ
このチェックボックスがオンの場合、計画オーダが承認され、実行レベルに転送されます。
計画原価ペグ転送
このチェックボックスがオンの場合、計画原価ペグ転送が承認されます。
企業計画オーダグループ
このチェックボックスがオンの場合、 LN はオーダグループの計画オーダを確認します。これは、企業計画オーダグループフィールドで定義できます。
計画オーダ
計画オーダの選択
計画オーダ
企業計画の供給オーダの 1 つ。計画目的で作成され、まだ実際のオーダにはなっていないものです。

企業計画は、以下のタイプの計画オーダを扱います。

計画オーダは、特定のシナリオを使用して生成されます。実際のシナリオの計画オーダは、実行レベルに転送すると、実際の供給オーダにすることができます。

オーダタイプ
品目グループ
類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合せて使用し、品目デフォルトを設定します。
計画者
品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。
購買担当
関係する購買元取引先の連絡先となる、自社の従業員。購買担当は購買エージェントとも呼ばれます。

関連トピック

工程計画者
製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人
工順グループ
類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。
購買元取引先
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
倉庫
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
開始計画品目
オーダシステムが計画の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

  • マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
  • オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
  • マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

  • 実際の製造品目または購買品目
  • 製品ファミリ
  • 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。

計画オーダオプション
発行状況「発行予定外」のオーダを含む
このチェックボックスがオンの場合、状況が 「発行予定外」 のオーダは転送に含められません。
オーダリードタイム内のみ
このチェックボックスがオンの場合、計画オーダの選択を、計画開始日が近い将来の特定の期間内であるオーダに限定できます。

この期間は、次の時点で終了します。

現在の日付 + (オーダリードタイム×オーダリードタイム乗数)

オーダリードタイムの値は、いくつかの要因に左右されます。詳細については、リードタイムにもとづいた計画オーダの確認を参照してください。

計画製造オーダ
このチェックボックスがオンの場合、オーダリードタイムの制限が、計画製造オーダに適用されます。
計画購買オーダ
このチェックボックスがオンの場合、オーダリードタイムの制限が、計画購買オーダに適用されます。
計画物流オーダ
このチェックボックスがオンの場合、オーダリードタイムの制限が、計画物流オーダに適用されます。
計画物流オーダ
計画物流オーダに対するオーダリードタイムを決定する方法

計画物流オーダの場合、オーダリードタイムを決定する方法は次から選択できます。

  • 供給品目

    オーダリードタイムを、供給品目を製造または購買するための時間として定義します。このオーダリードタイムは、品目 - 製造 (tiipd0101m000) または品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションでそれぞれ定義します。

    供給品目は別の会社、供給サイトで定義できます。

  • 供給リードタイム
    オーダリードタイムを、物流リードタイムとして定義します。物流リードタイムの計算は、供給関係 (cprpd7130m000) で供給関係に対して運送業者を指定しているかどうかによって異なります。詳細については、物流リードタイムの計算を参照してください。
オーダリードタイム乗数
計画オーダを確認する期間を計算するためにオーダリードタイムに掛け合せる係数

入力できる値は、0.00 から 999999.00 までの値です。デフォルト値は 1.00 です。

企業計画オーダグループ
企業計画オーダグループ
計画オーダのオーダグループの作成 (cppat3250m000) セッションで作成したオーダグループの範囲を指定します。
計画原価ペグ転送
転送
転送対象として選択されたオーダを表示します。
予定された受取に基づく転送を含む
このチェックボックスがオンの場合、 予定された受取に基づく転送が転送に含められます。