購買計画クラスタ化計画品目の購買計画プロセスは、非クラスタ化計画品目の購買計画プロセスと同じです。これらの品目はどちらも同じ購買取引先情報を使用するためです。供給戦略のみ、クラスタ化品目だけの供給戦略を定義できます。ただし、クラスタに基づいて発注先を選択する (地域購買) 場合、取引先の 「出荷元」 役割で倉庫を使用することができます。 ここで発注先に特定の倉庫を指定すると、その発注先は指定された倉庫にしか商品を納入できません。そのため、購買計画処理は、デフォルト倉庫と 「出荷元」 役割の倉庫が同一の計画品目が受け渡される場合のみ、その発注先を考慮に入れます。
例
![]() 品目の 70% が、中央製造サイトからの物流によってクラスタ 2 に供給されます。しかし、このクラスタは同一品目を地域でも購買します (供給の 30%)。この品目にはソーシング戦略が定義されています。この品目は別の発注先から中央で購買することもできます。これを以下の設定でモデリングできます。 品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで、以下のフィールドを設定します。
取引先 (tccom4500m000) セッションからアクセスできる 出荷元取引先 (tccom4121s000) セッションで、以下のフィールドを設定します。
これらの設定にしたがい、発注先 SUP000002 はニューヨークのクラスタおよび倉庫にのみ納入できます。 発注先 SUP000003 はダブリンの倉庫にのみ納入します。 ニューヨークの販売拠点で販売オーダが承認された場合、ニューヨークの倉庫が関連付けられている発注先と、倉庫が関連付けられていない発注先のみが、計画実行によって自動的に含められます。 このケースでは、計画実行でクラスタ化品目 USA JOSCOM の計画時に考慮されるのは SUP000002 だけです。計画実行によって、この計画購買オーダには、ニューヨークのクラスタ化倉庫が選択されます。この計画購買オーダを購買部署に転送できます。 その後、商品がクラスタ化倉庫に入庫します。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||