発注先を選択するには

企業計画が供給を計画する場合、最初に供給のソース (製造、購買、物流、またはこれらの組合せ) を決定します。LN が品目を計画する際に、供給ソースを 1 つだけ使用するか、製造、購買、物流の組合せを使用するかは、ソーシング戦略 (cprpd7110m000) セッションで計画品目に対してソーシング戦略を定義したかどうかに依存します。品目についてソーシング戦略を定義しなかった場合、LN は、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションでその品目について定義したデフォルト供給ソースについて品目を計画します。

購買または物流の場合、企業計画では使用する発注先を決定する必要があります。供給戦略によってこの選択方法が決まります。供給戦略は供給戦略 (cprpd7120m000) セッションで定義できます。

購買の場合、LN では以下の基準で発注先が選択されます。

  • 外部発注先の供給戦略
  • 品目購買データモジュールで定義された品目発注先データ

デフォルトで、LN では品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションで定義した発注先が選択されます。このセッションで品目に対して発注先を定義しなかった場合、LN によって品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションで発注先が定義されているかどうかがチェックされます。このセッションで品目に対して定義された発注先には、さらに例外がリンクされている場合があります。その場合は、LN によって例外の発効日から失効日までの期間のみ、その発注先が選択されます。有効化構成発注先については、企業計画企業計画での有効化構成を参照してください。

物流の場合、LN では以下の基準で発注先が選択されます。

LN が必要な需要を満たすための有効な発注先または有効な供給関係を検索できない場合で、かつ供給ソースが 「購買」 の場合、発注先が空の計画購買オーダが作成されます。供給ソースが 「物流」 の場合、LN では計画物流オーダが作成されません。それぞれの供給ソースに対して 1 つの発注先または 1 つの供給関係しか定義されていない場合で、かつこの発注先または供給関係が要求された需要を納入できない場合、LN では計画購買オーダも計画物流オーダも作成されず、供給関係 (cprpd7130m000) セッションで計画品目について定義したソーシング規則に従って需要を満たそうとします。それでも要求された需要を満たせない場合は、シグナルが生成されます。