実行レベルにオーダを転送

計画移動モジュールを使用して、企業計画から LN の実行レベルに計画オーダを転送できます。加えて、製造計画購買計画を転送できます。

通常の手順
転送済オーダの発生元

オーダを転送できるのは、実際シナリオからのみです。

転送済オーダの転送先
  • 計画製造オーダおよび製造計画は、製造の工程管理モジュールで製造オーダに変換されます。
  • 計画購買オーダおよび購買計画は、調達で購買オーダに変換されます。
  • 単一サイト物流のための計画物流オーダは、倉庫管理の倉庫オーダモジュールで倉庫オーダに変換されます。
  • マルチサイトの物流に関する計画物流オーダは、調達で購買オーダに変換されます。
  • 原価ペグ転送 (whinh1140m000)
計画資材

計画製造オーダが工程管理モジュールに転送される場合には、企業計画パッケージで計画された資材の選択と数量が重視されます。

オーダ状況

原則として、オーダ状況確認済の計画オーダのみが転送されます。ただし、オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションのオプションタブでこのセッションの動作を変更できます。

  • 確定計画オーダ状況付きの計画オーダも転送するには、状況 「確定計画」 も転送チェックボックスをオンにします。
  • オーダ状況も計画オーダ状況付きの計画オーダも転送するには、状況 「計画」 も転送チェックボックスをオンにします。
ワークロードベースの転送

製造オーダを転送する際、資源に転送される合計ワークロードを最大に設定できます。ワークロードベースオーダ転送を参照してください。

オーダグループ

計画移動モジュールのオーダグループ機能を使用して、計画製造オーダを様々な基準に従ってグループ化できます。この機能を使用すると、オーダグループ全体を一度に転送したり、(オプションで) それを工程管理オーダグループに変換したりできます。

オーダ発行

一部の計画オーダでは、計画オーダ (cprrp1100m000) セッションのオーダ発行フィールドが発行予定外となります。オーダ発行フィールドが発行予定に設定されるまで、これらの計画オーダを実行レベルに転送できません。これらの計画オーダは販売業者管理在庫 (VMI)の設定で使用されます。

詳細については、発注先別供給計画を参照してください。