ロット管理

ロット管理によって、受信および送信ロットの発生元を追跡したり、これらのロットがどこで使用されるのかを調べることができます。

ロット番号、購買元取引先、製造元、証明書番号などロット別の情報 (品質保証として使用できる情報) を記録できます。

品目 - 一般 (tcibd0101s000) セッションで、品目のロット管理を行うかどうかを指定できます。

注意

品目がロット管理されていない場合、有効化コードは倉庫在庫ごとには記録されません。

ロット管理のタイプ

LN には次の 2 種類のロット管理が用意されています。

ロット管理 (在庫内) 方法では高レベルの詳細が提供されます。LN は、ロットごとに別の入庫ライン、入庫勧告ライン、出庫勧告ライン、および出荷ラインを生成します。 在庫にあるロットの特定の保管場所も判ります。 この方法では、ロット数量に誤りがあった場合、管理責任が問われることになります。 したがって、この方法は、ボルトやナットなど大量に扱う価値の低い品目にはどちらかというと不適です。

特定の品目にロット管理 (在庫外) を適用する場合、LN は、ロットと倉庫の組合せや保管場所ごとには在庫を記録しません。通常、ロットコードは、品目が倉庫から出荷されるとき、つまり数量を発行するときに初めて指定する必要があります。 オプションで、入庫中にロットを登録することもできます。 LN は、いくつかのロットの組合せに対して出庫勧告ラインまたは出荷ラインを作成できます。 ロットを登録するには、個別のロット物流テーブルのロットごとに数量を指定できます。

いずれのタイプのロット管理でも、ロットごとの情報を記録できます。この情報は品質保証として使用できます。