循環棚卸オーダラインペグ配分 (whinh5107m000)

セッションの目的: 在庫差異が生じるプロジェクト/要素/活動/拡張/原価構成要素の組合せを指定します。倉庫がプロジェクトタイプの場合、差異が生じるプロジェクトデータを指定する必要があります。

注意

選択した循環棚卸オーダラインのペグ配分を生成するには、ペグ配分の生成オプションを使用します。このオプションは、プロジェクトペギング機能が導入されている場合にのみ有効であり、プロジェクトタイプの倉庫では無効です。

プロジェクトのペギング在庫詳細を表示するには、[参照] メニューのプロジェクトペギング在庫オプションを使用します。

特定のオーダラインに関するプロジェクトデータレコードの差異の合計は、その特定のオーダラインについて循環棚卸オーダライン (whinh5101m000) セッションの棚卸単位フィールドに指定されている差異と必ず等しくなります。

 

オーダ
オーダ
このオーダの 1 つ以上のラインに対して実行される計数の回数
ライン
倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。
プロジェクトペグライン
プロジェクトレコードの連番
プロジェクト
定義または実行用に割り当てられた、指定時間および財政上の制限内で達成すべき特定の目的を持つ計画
要素
要素構造の最小部分。要素を使用してプロジェクトの作業 (の構造) を定義し、プロジェクトを実行できるようにします。
活動
時系列予算に使用する活動構造の最小構成要素。活動構造におけるプロジェクトの一部を示すエンティティです。

LN では、次の活動タイプを扱います。

  • WBS 要素
  • 統制勘定
  • ワークパッケージ
  • 計画パッケージ
  • マイルストーン
拡張
初期契約内の特別な合意、または初期契約への特別な追加合意。拡張は、販売先取引先との初期契約とは区別されます。拡張は、ボトムアップ予算に割り当てることができます。

LN では、4 種類の拡張タイプを扱います。

  • スコープ変更
  • 暫定金額
  • 変動決済
  • 決済対象数量
原価構成要素
原価構成要素は、特定の特徴を持った原価対象の集まりです。原価構成要素は原価タイプに依存しないため、たとえば、プロジェクトは別のディメンションからモニタできます。たとえば、ケーブル作業や取付作業など、電気関連の作業に関するすべての原価は、該当する原価対象が原価構成要素の 「電気」 作業にリンクされている場合に表示されます。
差異 (棚卸単位)
要素/活動/拡張/原価構成要素の組合せについて、棚卸単位で表す LN に登録されている数量とストックポイントで実際に計数された数量の相違
棚卸単位
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。