倉庫検査 (whinh3122m000)セッションの目的: 入庫済品目と出荷予定品目の検査結果を記録します。このセッションでは、品目を承認/不合格にできるほか、承認や不合格の理由を提示できます。承認する数量、または不合格にする数量は、マニュアルで入力する必要があります。
注意
特定の検査ラインのペグ配分を表示するには、ペグ配分オプションを使用します。このオプションにより、入庫検査の場合は入庫ラインペグ配分 (whinh3528m000) セッション、出庫検査の場合は出庫オーダラインペグ配分 (whinh2190m000) セッションが開始されます。 プロジェクトペギングが導入されている場合にのみ、ペグ配分オプションが表示されます。導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションのプロジェクトペギングフィールドが選択されている場合にのみ、このオプションが有効になります。 検査時に廃棄された品目の数量も指定できます。廃棄済数量は、承認数量の一部になります。
注意
ユーザは、WMS で管理された倉庫に関連する検査をマニュアルで更新することはできません。 在庫所有権 販売業者管理在庫 (VMI) 機能を使用すると、出庫勧告所有権 (whinh4128m000) セッション (出庫検査の場合) と入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッション (入庫検査の場合) で所有者別に品目を承認、不合格、または廃棄することができます。これらの所有権セッションには、出庫勧告ラインまたは入庫ラインにリストされた品目の所有者 (1 人または複数人) が表示されます。 出庫勧告所有権 (whinh4128m000) セッションまたは入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッションを開始するには、適切なメニューの所有権をクリックします。詳細については、所有者別検査を参照してください。
倉庫検査 検査
LN によって生成される検査番号 検査 入庫勧告または出庫勧告に対する検査の連番。各勧告に対して複数の検査を実行できます。勧告の特定数量の品目の検査が終了するたびに、検査待ちの残りの数量に対する新しい承認が作成されます。承認の連番は、作成順に付けられます。 例 数量が 10 の勧告について 5 品目を検査する場合、次のようになります。
最初の承認が、検査待ちの新しい数量を含む最後の承認で置き換えられます。つまり、各勧告に対して、現在のセッションで表示される承認は 1 つだけです。 品目 購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具を指します。 品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。 非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。 非物理的な品目の例は次のとおりです。
検査予定 検査する商品の数量 倉庫 商品を収容する場所。 各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。 保管場所 入庫時に検査が必要な購買品目を保管する場合にのみ指定する在庫保管場所のタイプ 品目は検査の後、次のいずれかに転送されます。
検査場所にある商品は、常に保留在庫として考えられます。 検査タイプ 検査のタイプ。検査は、入庫、または出庫のいずれかです。 仕様
このチェックボックスがオンの場合、現在の検査に含まれる品目の仕様が用意されています。仕様に関する情報は、詳細セッションの需要ペググループボックスの各フィールドにあります。 オーダ 検査
LN によって生成される検査番号 検査 入庫勧告または出庫勧告に対する検査の連番。各勧告に対して複数の検査を実行できます。勧告の特定数量の品目の検査が終了するたびに、検査待ちの残りの数量に対する新しい承認が作成されます。承認の連番は、作成順に付けられます。 例 数量が 10 の勧告について 5 品目を検査する場合、次のようになります。
最初の承認が、検査待ちの新しい数量を含む最後の承認で置き換えられます。つまり、各勧告に対して、現在のセッションで表示される承認は 1 つだけです。 オーダ 検査の実施対象となるオーダの発生元 オーダ 検査の実施対象となるオーダの倉庫オーダ番号
オーダ オーダセットは、同じオーダのオーダラインを次の属性に従ってグループ化します。
位置 倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。 入庫/勧告 倉庫オーダラインの連番 勧告 入庫勧告、または出庫勧告の連番。各倉庫オーダラインに対して複数の勧告を生成できます。各勧告には、生成された順に連番が付けられます。 例 数量が 20 の入庫オーダラインに対して 10 個の品目の入庫勧告を 2 回生成した場合は、次のようになります。
扱い単位 検査
LN によって生成される検査番号 検査 入庫勧告または出庫勧告に対する検査の連番。各勧告に対して複数の検査を実行できます。勧告の特定数量の品目の検査が終了するたびに、検査待ちの残りの数量に対する新しい承認が作成されます。承認の連番は、作成順に付けられます。 例 数量が 10 の勧告について 5 品目を検査する場合、次のようになります。
最初の承認が、検査待ちの新しい数量を含む最後の承認で置き換えられます。つまり、各勧告に対して、現在のセッションで表示される承認は 1 つだけです。 扱い単位 現在の検査に添付されているオーダラインの扱い単位
検査済の扱い単位 現在の検査について実際に検査された扱い単位。検査する必要がある扱い単位を選択するために、扱い単位 (whwmd5130m000) セッションにズームできます。たとえば、オーダラインの扱い単位が 1 つのパレット全体で構成される場合、パレット上の木箱の 1 つのみを検査するには、木箱を表す扱い単位を選択します。この木箱は、パレット扱い単位の子扱い単位の 1 つです。 数量 検査
LN によって生成される検査番号 検査 入庫勧告または出庫勧告に対する検査の連番。各勧告に対して複数の検査を実行できます。勧告の特定数量の品目の検査が終了するたびに、検査待ちの残りの数量に対する新しい承認が作成されます。承認の連番は、作成順に付けられます。 例 数量が 10 の勧告について 5 品目を検査する場合、次のようになります。
最初の承認が、検査待ちの新しい数量を含む最後の承認で置き換えられます。つまり、各勧告に対して、現在のセッションで表示される承認は 1 つだけです。 検査予定 検査する商品の数量 検査予定 検査する商品の棚卸単位
承認済 検査で承認された品目の数量 廃棄済 棚卸単位で表す検査で廃棄された品目の数量 廃棄済数量は承認数量の一部になり、在庫から削除されます。 不合格 検査で不合格となった品目の数量 検査予定 検査する商品の棚卸単位
数量 品目の単位セット
勧告 入庫勧告が生成される数量 プットアウェイ数量 プットアウェイされる検査済数量 承認数量は、在庫にプットアウェイされます。不合格数量は、不合格品目保管場所にプットアウェイされます。 DMS 実行済
直接資材供給が実行された数量 棚卸単位
棚卸単位で表す承認された商品の数量 理由 品目が廃棄された理由を示す理由コード 棚卸単位
棚卸単位で表す不合格商品の数量 不合格理由 不合格の理由を示すコード 不適合参照 委託が要件を満たさないために廃棄された理由を示す参照 状況 検査
LN によって生成される検査番号 検査 入庫勧告または出庫勧告に対する検査の連番。各勧告に対して複数の検査を実行できます。勧告の特定数量の品目の検査が終了するたびに、検査待ちの残りの数量に対する新しい承認が作成されます。承認の連番は、作成順に付けられます。 例 数量が 10 の勧告について 5 品目を検査する場合、次のようになります。
最初の承認が、検査待ちの新しい数量を含む最後の承認で置き換えられます。つまり、各勧告に対して、現在のセッションで表示される承認は 1 つだけです。 検査状況 検査の状況。倉庫検査の状況
入庫 この検査の作成の元になったオーダに添付されている入庫の識別番号 ライン この検査の作成の元になったオーダに添付されている入庫のライン番号 検査日 検査結果が入力された日付 活動 検査で実行される次の活動
活動 検査で実行される次の活動
ユーザ 検査の検査結果を入力したユーザ 検査結果 検査状況 検査の状況。倉庫検査の状況
検査タイプ 検査のタイプ。検査は、入庫、または出庫のいずれかです。 オーダライン 検査の元になったオーダの番号 品目 購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具を指します。 品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。 非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。 非物理的な品目の例は次のとおりです。
検査予定 承認済 不合格 不合格 検査で不合格となった品目の数量 数量 品目の単位セット
棚卸単位
棚卸単位で表す不合格商品の数量 不合格理由 不合格の理由を示すコード 不適合参照 委託が要件を満たさないために廃棄された理由を示す参照 不合格在庫支払元 非所有の不合格在庫の支払元 指定可能な値
注意
検査ラインが処理済の場合、このフィールドは使用できません。 検査の実施対象となるオーダのオーダ発生元と所有権によって、このフィールドのデフォルト値だけでなく、このフィールドを読み書き可能にするか読取専用にするかについても決定されます。詳細については、不合格在庫支払元 - 入庫検査のプロパティを参照してください。 不適合報告書
このチェックボックスがオンの場合、不合格数量について不具合連絡書が生成されます。 検査ライン 品目識別 入庫 この検査の作成の元になったオーダに添付されている入庫の識別番号 ライン この検査の作成の元になったオーダに添付されている入庫のライン番号 有効化コード 有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号 シリアル番号 物理的な実体のある単一の品目を識別する固有の番号。 LN ではマスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。 シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。 ロット 品目が属すロットの番号 在庫日付 保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。 在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。 後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。 検査場所 倉庫 商品を収容する場所。 各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。 保管場所 入庫時に検査が必要な購買品目を保管する場合にのみ指定する在庫保管場所のタイプ 品目は検査の後、次のいずれかに転送されます。
検査場所にある商品は、常に保留在庫として考えられます。 品質管理 品質管理によるブロック済 必須検査結果
このチェックボックスがオンの場合、選択した検査データが品質で処理されます。検査結果をマニュアルで修正することはできません。 次の場合、デフォルトではこのチェックボックスはオフです。
注意
このフィールドのデフォルト値は、品質から取得されます。 仕様 需要ペグ ビジネスオブジェクトタイプ 在庫が引当済のオーダのタイプ (販売オーダやサービスオーダなど)
注意
次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。
指定可能な値 ビジネスオブジェクト 参照 製品バリアント 構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。
例
構成可能品目: 電気ドリル オプション:
これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。 製品バリアント
コードの記述またはコード名
オプションリスト ID 構成済品目のオプションと特徴の ID。 この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。 事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知仕様は、入庫オーダライン (whinh2110m000) セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。 倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。
注意
プットアウェイ数量 プットアウェイされる検査済数量 承認数量は、在庫にプットアウェイされます。不合格数量は、不合格品目保管場所にプットアウェイされます。 勧告 入庫勧告が生成される数量
オプションリスト オプションリスト ID にリンクするオプションおよび特徴の表示詳細は、次の情報を参照してください:
検査テキスト
このチェックボックスがオンの場合、検査に関する情報を利用できます。検査テキストを表示または編集するには、適切なメニューの検査テキストを選択します。 このチェックボックスがオフの場合、このチェックボックスをクリックすると、テキストの表示または作成を求めるプロンプトが表示されます。 検査をすべて表示 検査のすべてのタイプを表示するには、このコマンドを使用します。
検査予定の表示 これから検査予定の検査を表示するには、このコマンドを使用します。 検査済の表示 検査済の検査を表示するには、このコマンドを使用します。 勧告とプットアウェイの作成 入庫勧告を作成し、同時に選択している検査を保管するには、このコマンドを使用します。 入庫検査の表示 すべての入庫検査を表示するには、このコマンドを使用します。 出庫検査の表示 すべての出庫検査を表示するには、このコマンドを使用します。 入庫および出庫検査の表示 すべての入庫検査および出庫検査を表示するには、このコマンドを使用します。 承認 選択している検査を承認するには、このコマンドを使用します。 不合格品目 選択している検査を不合格にするには、このコマンドを使用します。 製品構成 品目がオーダシステム FAS を使用した製造品目の場合、組立品目の対応する構成を表示します。詳細は、次の情報を参照してください:
完成した一般品目を保管するには
ロット/シリアル このコマンドを使用して、不合格または廃棄する必要のあるロットまたは個別のシリアル番号付品目を指定します。入庫検査の場合は入庫ラインロット/シリアル (whinh3123m000) セッションが開始され、出庫検査の場合はロット/シリアルの出庫勧告 (whinh4126m000) セッションが開始されます。これらのセッションを終了して倉庫検査 (whinh3122m000) セッションに戻ると、不合格または廃棄されたロット/シリアルの数が検査ラインの不合格数量または廃棄済数量と一致しているかどうかがチェックされます。 所有権 入庫検査の場合は、このコマンドを実行すると、入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッションが開始されます。出庫検査の場合は、このコマンドを実行すると、入庫ライン所有権 (whinh3521m000) セッションが開始されます。 全て承認
検査予定フィールドに表示される残存数量を承認します。 全て拒否
検査予定フィールドに表示される残存数量を拒否します。 検査テキスト 検査テキストを表示、作成、または編集します。 扱い単位の生成 検査に含まれる品目の扱い単位を生成します。 生成された扱い単位は、次のセッションで表示できます。
扱い単位ツリー 検査に関連付けられている扱い単位のツリー構造を表示します。 扱い単位の削除 現在の検査の扱い単位を削除するには、このコマンドを使用します。 廃棄 現在の検査を 「廃棄済」 に設定するには、このコマンドを使用します。
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